Project ECHO CITY(ニュース系)
目次
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住宅産業の枠を超えて「家」を産業の交差点に
<環境と人が響き合う街づくり> 原研哉氏/グラフィックデザイナー、日本デザインセンター代表取締役
住宅産業の活性化や、リノベーション・ブームとして「家」を捉えると狭くなる――。そんな問題意識を持ちつつ、新しい家の姿を提案する展覧会「HOUSE VISION」を企画した原研哉氏に話を聞いた。
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人々の行動を変える「デジタルサイネージ」
<環境と人が響き合う街づくり> 中村 伊知哉氏/デジタルサイネージコンソーシアム理事長、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授
大小様々なデジタルサイネージ(電子看板)が、商業施設ばかりでなく、病院や学校、オフィス、家庭に進出している。空間のつくり方にも影響を与えそうだ。最新動向を慶応義塾大学の中村伊知哉教授に聞いた。
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2013 注目プロジェクト
2013年に完成する注目の建物やインフラ施設、開業する商業施設をまとめました。東京・渋谷の東急東横線の地下化、新しい歌舞伎座「GINZA KABUKIZA」、大阪では「うめきた」が街開きします。
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2012 記事Top10
2012年ケンプラッツのアクセスランキングを発表します。震災一色だった2011年とは異なり、話題のプロジェクトや事件が上位に入りました。トップ10の記事とともに、これらの記事に関連する100位以内の記事も併せて掲載します。
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パリが推進する公共交通改革
3000台設置を目指すカーシェアリング「オートリブ」
欧州を代表する大都市であり、世界有数の観光地でもあるパリが現在、様々な交通手段を駆使するモビリティ改革で注目を集めている。クルマ優先社会からの脱却を目指し、シェアリング(共有)の考え方も合わせて公共交通の整備を推進している。
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人の心理を生かした省エネに挑む
日経アーキテクチュア 特集「“ラボ”イノベーション」
半屋外と屋内では環境条件に対する人の感じ方が異なるという知見を使って省エネを図る。フィルターメーカーのROKIは、エネルギー消費量が多くなりがちな研究開発施設の整備で、新たな省エネ手法を導入する。
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人をつなぐ場づくりは、「思い」の言語化から
「都市」「まち」への視点●勝屋久氏 勝屋久事務所 代表、プロフェッショナル・コネクター
プロフェッショナル・コネクターという肩書きは、私が初めて名乗ったのではないかと思います。個人契約を結んだり、企業・団体と顧問契約を結ぶなどして、人を紹介したり、つながりの大切さを伝えたりする新しい仕事です。イベントなどの時空間で、人がつながりやすくするためにアイデアを出したりすることもあります。
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建物単体を超えてBIMが促す業界変革
日経アーキテクチュア 特集「BIMの実力」
BIMを想定した電子確認申請の研究が始まるなど、BIMが建築界に大きな変革を引き起こすことは確実だ。しかし、環境が完全に整うのを待っていては遅い。チャンスをつかむには、視野を「都市」へと広げることが必要だ。
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ネットワーク社会が、設計プロセスを変える
「都市」「まち」への視点●猪子寿之氏 チームラボ 社長
デジタル化したネットワーク社会では、ネットの向こう側に圧倒的な付加価値があります。そのため、物理的なマテリアルのデザインも、「向こう側」を主軸に考えていく時代になってきています。
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集合住宅で異例の免震化部分施工も実現
フォーカス 改修 「チュリス西麻布」(東京都港区)
東京都の緊急輸送道路沿いで、集合住宅として初の免震改修工事が完了した。部分施工の実現や費用対効果に対する魅力の向上によって、集合住宅の耐震改修手法として免震を選ぶ可能性が高まってきた。
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スマートハウス発、弱者を守るEV活用
「都市」「まち」への視点●佐々木健氏 三菱電機 電材住設事業部長
当社で実証中の「大船スマートハウス」(神奈川県鎌倉市)は、一週間停電しても電力を自立して供給できます。蓄電池は、定置型だけでなく、あえて電気自動車(EV)の蓄電池を併用しました。モビリティという自動車本来の機能を生かすためです。
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まちづくりとも連携、EV普及はバイクから
「都市」「まち」への視点 ● 徳重徹氏 テラモーターズ 社長
EVの普及は、自動車よりもまずは手軽なバイクから進むのではないかと考えています。
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庁舎を使いながら免震化と液状化対策
フォーカス 改修「江東区役所本庁舎」(東京都江東区)
運用中の大型ビルで免震化と液状化対策を一括で講じる。そんな国内初の試みが東京都江東区役所本庁舎で進む。免震装置を挿入する柱の施工を1本単位で終えられる新工法が、さらなる安全性の向上に寄与している。
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職人技とデジタル技術を融合、古建築を工房に
「元気な街」の仕掛け人「ファブラボ鎌倉(神奈川県鎌倉市)」より
伝統工芸や文化が息づく鎌倉に2011年5月、実験工房が開設された。先端工作機械に囲まれたこの工房のマネジャーを務めるのは、1人の女性だ。地元の若手職人と共に地域発のものづくりが進行中だ。
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「ニュータウン」を再現して分かったこと
「都市」「まち」への視点●梶木典子氏 神戸女子大学 家政学部 准教授
大学の近くに、入居開始から40年以上が経過した須磨ニュータウンがあります。地元の神戸市須磨区などが主催するイベントに協力する形で、当時の室内の暮らしを再現した模型を研究室でつくりました。
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風で揺れにくい超高層ビルの形とは?
日経アーキテクチュア特集「耐風設計の落とし穴」より
超高層ビルの耐風設計の流れを根本から問い直す──。東京工芸大学の田村幸雄教授を中心とするグループによる「新しい形態を有する超々高層建築物の耐風設計手法に関する研究」が、国際的に注目を集めている。
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スマートシティでは、植物工場を楽しむ
「都市」「まち」への視点●河合淳也氏 三井不動産 柏の葉キャンパスシティプロジェクト推進部長
2012年9月から、柏の葉キャンパスエリア(千葉県柏市)の住民10世帯をモニターとして、家庭用植物工場の実証を行います。千葉大学、三井不動産、パナソニック、みらいの4団体による「街中植物工場コンソーシアム 柏の葉実証部会」としての取り組みです。
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ランダムに住戸を配置、境界には緑
究める住宅「MINA GARDEN 十日市場(横浜市)」より
横浜市内で、MINA GARDEN 十日市場と呼ぶ事業が5月に完成した。北向きの斜面地という悪条件ながら11戸の住宅は平均2倍の応募倍率に。ユニークな敷地計画と緑豊かな共用空間が人気を集めた。
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土間や縁側で車とつながる家
日経アーキテクチュア特集「住宅と電気自動車が融合するGLDK」より
電気自動車の登場が、住宅設計のあり方を大きく変えようとしている。ガソリン車と違って、電気自動車は排気ガスも出さないし火災のリスクも小さい。これまでのように、居室と離れた場所に置く必要はなくなり、室内に取り込んで介護や荷物の運搬に利用できる。
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公民連携で産直、カフェ、図書館が一堂に
日経アーキテクチュア「公民連携 オガールプラザ(岩手県紫波町)」より
盛岡から電車で約20分、人口約3万4000人の岩手県紫波町に、産直、カフェ、図書館などが入居する公民連携(PPP)による複合施設が完成した。資金調達など事業プランの新しさが注目を集めている。