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様々な人が集まり混在する街

 シェア金沢の設計者である五井建築設計研究所(金沢市)の西川英治代表は、シェア金沢のプランについて、「ごちゃまぜの世界をつくろうと、雄谷理事長と話し合った」と言う。

 「ごちゃまぜ」という言葉には、2つの意味が込められている。1つは様々な機能を持つ施設を設けて、多くの人々が集まる街にすること。もう1つは、画一的な地割りや建物ではない街にすることだ。

 多くの人が集まるための仕掛けが、一般向け賃貸住宅や店舗の併設だ。シェア金沢は、高齢者と障害者のための福祉施設であるが、そうではない人が住み、活動する施設がある。

 その一つ、学生向け賃貸住宅には、金沢市内の大学や専門学校の学生の入居を想定している。デイサービスセンターに併設した温泉施設は、近隣住民も利用できる。

 金沢市内で営業する老舗のジャズ喫茶も誘致した。ここでは、著名なミュージシャンのライブも開催する予定だ。「市内はもちろん、県外から訪れる人もいるのでは」と雄谷理事長は期待する。

 カフェや温泉施設があれば、福祉関係者だけでなく様々な人が集まり、街に活気を与える。同時に周辺地域の利便性を高め、地域住民に貢献できる。