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 日経BP社は10月31日、2013年に社会にインパクトを与えた技術のベスト10を発表。建設関連では、「赤プリ」(グランドプリンスホテル赤坂)の解体技術が第4位に選ばれた。爆破もせず、タワークレーンも使わずに、超高層ビルを静かに上層階から解体するという技術力に加え、赤プリがバブル経済期を象徴する有名物件であった点で、社会へのインパクトが大きかったと評価された。

 選考に当たって、まずは日経BP社に所属する約200人の専門記者が、2013年に社会に大きなインパクトを与えた革新的技術をそれぞれ選出(テクノインパクト トレンド2013)。建設以外にも、電子・機械、コンピューター・ネットワーク、医療などの各分野から集まった合計約200の技術(重複含む)を対象に、審査会でベスト10を決定した。審査委員長はノンフィクション作家の山根一眞氏。

 第1位に輝いたのは、日本が12年ぶりに開発した国産新型ロケット「イプシロン」に採用された自動化技術。建設関連では赤プリ解体のほか、第7位に東急東横線渋谷駅を一夜で地下化した「直下地下切り替え工法」、第8位に福島第一原子力発電所での「無人がれき撤去技術」がそれぞれ選ばれた。

 テクノインパクト トレンド2013のベスト10は、日経BP社の「日経トレンディ」が10月31日に実施した「日経トレンディ・2013年ヒット商品ベスト30発表会」の場で発表された。

10月31日に、日経トレンディ2013年ヒット商品ベスト30発表会の中で発表された「テクノインパクト トレンド2013」のベスト10(写真:日経コンストラクション)
10月31日に、日経トレンディ2013年ヒット商品ベスト30発表会の中で発表された「テクノインパクト トレンド2013」のベスト10(写真:日経コンストラクション)

発表会でのテクノインパクト トレンド2013の展示スペース(写真:日経コンストラクション)
発表会でのテクノインパクト トレンド2013の展示スペース(写真:日経コンストラクション)

 ベスト10と、審査委員特別賞に選ばれた技術は以下のとおり。

第1位 イプシロンロケットの人工知能
第2位 低価格「自動ブレーキ」
第3位 ゲリラ雷雨予測
第4位 高層ビル「赤プリ」の解体技術
第5位 身体機能を改善するロボットスーツ
第6位 個人向け3Dプリンター
第7位 直下地下切り替え工法
第8位 無人がれき撤去技術
第9位 新ディスプレイ「IGZO」
第10位 Hadoop(ハドゥープ)
審査委員特別賞 人工合成クモ糸「QMONOS(クモノス)」