
東京大改造
目次
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飯田橋に職住集結 「高台」も背景に
JRと地下鉄の計5路線が乗り入れる飯田橋は、1984年に駅ビル施設が開業して以来、商業施設やオフィスに住宅を加えた複合開発が街を活気づけてきた。始動している駅前再開発でも複合ビル建設を予定しており、さらに職と住が集積する。都心回帰と職住近接の流れが加速しそうだ。
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首都圏西部の”渋滞名所”を立体化、町田立体
首都圏西部の“渋滞の名所”として知られる国道16号「保土ヶ谷バイパス」。その都県境付近で進んでいた立体化事業が完了し、4月24日午前6時から本線高架部、通称「町田立体」が供用を開始する。
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虎ノ門ヒルズに超高層3棟、地下鉄新駅と一体開発
インゲンホーフェン、コールハースら著名建築家が参画
森ビルは4月13日、東京都港区の「虎ノ門ヒルズ」の隣接地に、新たに3棟の超高層タワーを建設する計画の詳細を公表した。事業費総額が約4000億円に上るビッグプロジェクトで、クリストフ・インゲンホーフェン氏やレム・コールハース氏ら、著名建築家が参画する。
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日本一の「バスタ新宿」線路上空に開業
JR新宿駅南口の線路上空に4月4日、高速バスやタクシーの乗降場を集約した日本一の交通ターミナル「バスタ新宿」が開業した。初日から乗降者に加え、バスファンなども詰めかけにぎわっていた。
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新宿巨大ターミナルの拡張、続々開業へ
JR新宿駅新南口に商業施設「NEWoMan」
利用者数が世界最大級を誇るJR新宿駅の南側、甲州街道に面する敷地で建設の進んでいたJR新宿ミライナタワーなどに入るの商業施設「NEWoMan」の第1期が3月25日に開業。4月には改札内外に第2期が開業する。
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公民連携の水辺活用へ盛り上がり!
「ミズベリングジャパン」リポート
水しぶきをイメージさせる大小のバルーンが浮かぶ会場が、600人を超える参加者の熱気であふれた。ミズベリング・プロジェクト事務局が3月3日に東京・渋谷のヒカリエホールで開催したトークとカンファレンスのイベント「ミズベリングジャパン」だ。
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巻き返し図る池袋の大改造
「東京大改造マップ開発プロジェクトデータ集2016年版」発売
池袋駅を中心とする143ヘクタールは2015年、特定都市再生緊急整備地域に指定されている。「消滅可能性都市から持続発展都市へ」という“うたい文句”を掲げる東京都豊島区は、国際アート・カルチャー都市などのコンセプトを具現化するための都市整備を加速させる。
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京成高砂の40年越し大改造なるか
東京の下町をコトコト走る京成線。葛飾区の京成高砂駅は上野と押上から下ってきた路線が成田に向かう新線と本線、柴又への支線と3方向に分岐する一大ジャンクションだ。駅を高架にして周辺を再開発、さらに隣接する車両基地も移設して新たなにぎわい空間をつくる壮大な計画が温まりつつある。40年越しの大改造へと関係者…
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“超”大改造進む東京・大手町、日八京
「東京大改造マップ開発プロジェクトデータ集2016年版」発売
日経アーキテクチュアが発行したムック「東京大改造マップ2016-2020」がピックアップしている都内の各エリアの中で、やはり注目は東京駅周辺。大規模プロジェクトが集積し、それも「超大規模」と呼べるものが複数進行している。東京駅の北西に位置する大手町エリアから、日本橋、八重洲、京橋と時計回りに見てみよ…
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ポスト2020──東京の成熟とは?
対談:保井美樹氏(法政大学現代福祉学部教授)+木下斉氏(エリア・イノベーション・アライアンス代表理事)
大改造の進む東京は、成熟化に向けて歩んでいるのか?いま欠けている視点は何か? 1月に発売した「東京大改造マップ2016-2020」の中で、国内外の都市政策や街づくりの事情に詳しい保井美樹氏と木下斉氏に語り合ってもらった。
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急進展の「空き家再生」手法、プロ養成も開始
「まちづくり」の現場に変革が起こっている。2015年、「リノベーションまちづくり」という言葉が猛スピードで浸透し、具体的な実践が全国に広がった。沈滞し、進退窮まった地方のまちの再生と自立に向け、重要な役割を果たしつつある。
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経済と文化から読み解く「都心大改造」
「東京大改造マップ2016-2020」発売
東京五輪開催の決定を機に大改造の進み始めた都市は、どのように変わるのか。東京に住み、働く人の暮らしは2020年までに、そしてその先、どのように変わるのか。「東京大改造マップ2016-2020」では、その近未来を見通すための最新情報をまとめている。
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「大改造マップ」で近未来を展望する!
「東京大改造マップ2016-2020」発売
日経アーキテクチュアは1月、好評シリーズのムック第3弾「東京大改造マップ2016-2020」を発売した。
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現場潜入、新宿の巨大交通ターミナル
国土交通省は11月4日、JR新宿駅のホーム上部で整備を進めている「新宿南口交通ターミナル」の現場見学会を報道機関向けに開催した。新宿駅周辺に点在する高速バスの停留所を集約するとともに、タクシー乗降場や駅施設、歩行者広場を新たに整備。各種交通機関との乗り換えを容易にする狙いがある。2016年春の完成を…
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「地下鉄品川駅」から先はどこへ向かうのか
東京都が独自にまとめた鉄道整備計画の「優先的に検討すべき路線」のなかには、2000年に策定された「18号答申」に含まれていない路線も明記されている。なにが当落を分けたのか。
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名古屋駅周辺も激変、27年のリニア開通が追い風
「東京大改造マップ2020 最新版」より
名古屋駅周辺では、1964年の新幹線開通前後に建設されたビルの多くが更新検討期に入っている。2020年の東京五輪、27年のリニア中央新幹線開通という2つの追い風が、駅周辺の開発を後押ししている。
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23区の大規模開発トップは中央区、施工者は鹿島
「東京大改造マップ開発プロジェクトデータ集2015年版」より
日経アーキテクチュアはこのほど、「東京大改造マップ開発プロジェクトデータ集2015年版」を発売した。東京23区内および横浜市内に計画中の延べ面積1万m2以上のプロジェクトを調査し、明らかになった388件の全データをExcel形式で収録している。ここでは、区ごとの開発面積や事業者、設計者、施工者別のラ…
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“最先端”はヒルズで! 森ビルの建築女子、田中亜矢子さん
「東京大改造マップ2020 最新版」発売記念(4)
ムック「東京大改造マップ2020 最新版」では、建築物やインフラの計画情報だけでなく、そこに関わる「人」も取り上げた。「現場に新風! 土木女子×建築女子」という企画だ。首都圏で進行する土木構築物や大規模建築物で奮闘する10人の女性の中から、森ビルタウンマネジメント事業部の田中亜矢子さんを紹介する。
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池袋、豊島区庁舎移転を機に玉突き再生始まる
「東京大改造マップ2020 最新版」発売記念(3)
国内2位の乗降人数を誇る池袋駅だが、駅の周辺に人が流れないことから“駅袋”とも呼ばれてきた。1978年に完成したサンシャイン60以降、大きな変化のなかった駅周辺が、豊島区庁舎の移転を契機に変わり始めた。現庁舎跡地開発の事業者も決まった。
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有明周辺、五輪に沸くも将来像は定まらず
「東京大改造マップ2020 最新版」発売記念(2)
五輪バブルともいうべき大工事が始まろうとしている有明。五輪時には間違いなく“日本の中心”となる場所だ。しかし、その西側にある台場地区のカジノ誘致も含め、五輪後の将来像は焦点を結びにくい。一方、昭和の風景が残る辰巳では、都営団地の高層化が始まった。