
東京大改造
目次
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「オヤジの街」にシャンゼリゼは出現するか
「虎ノ門ヒルズ」(東京都港区)が開業した6月11日、ビルの足元の路上に2つのオープンカフェが誕生した。目指すのはパリのシャンゼリゼ通りだ。虎ノ門から新橋まで延びる環状2号線(新虎通り)沿道では街並み再生のルールが決定。昭和のオフィス街が大きく変わろうとしている。
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羽田アクセス総取りか、JR新線3ルートの全貌
JR東日本は8月19日、羽田空港と都心を結ぶ新線「羽田空港アクセス線」を整備して東京・新宿・新木場の3駅方面と空港を直結する計画を明らかにした。新線は羽田空港新駅東京貨物ターミナルまでを結ぶ約6kmの地下ルートだ。
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御茶ノ水の線路脇で耐震工事が進行中
神田川の右岸に沿って設置されているJR東日本の御茶ノ水駅の周辺では、大規模な耐震補強工事が進行中だ。実施箇所は、神田川に掛かる水道橋と昌平橋の間の約1.2km。
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品川は大丸有と並ぶか、鍵は京急線の地平化
品川は大手町や丸の内、有楽町と並ぶ「国際交流拠点」となるか。東京都が7月17日に公表した「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2014」から将来像を読み解く。
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ついに着工、渋谷大改造の全貌
「50年や100年に一度」といわれる規模で進む東京・渋谷駅周辺の再開発。シンボルとなる最も高い「渋谷駅街区東棟」の工事がいよいよ本格化する。7月31日に起工式が開かれた。東急東横線の地上線路跡地で進む再開発も含め、渋谷大改造の全貌を詳報する。
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モノレール試乗で羽田空港の未来が見えた!
東京の浜松町と羽田空港を結ぶ東京モノレールに17年ぶりに新車が登場。7月15日に報道関係者向けの試乗会があった。新車両は18日から定期運行を始める。首都高速道路が6月25日に羽田線の更新計画を発表、7月20日には空港船着場に定期航路が開通するなど、羽田空港を巡る動きが慌しい。モノレールに乗って空港に…
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飯田橋駅はカーブも勾配もきつかった!
東日本旅客鉄道(JR東日本)が7月2日に飯田橋駅を改良すると発表。カーブしているホームを新宿方面に約200m移設して直線化し、西口駅舎も建て替えて駅前広場を整備する。
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東京駅丸の内側に大広場、17年春に誕生
JR東日本は7月2日、東京駅の丸の内側に新たな駅前広場を整備すると発表した。丸の内駅舎の正面に「都市の広場(仮称)」と名付けた6500m2の歩行者空間を設ける。
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新宿御苑かわしバイパス開通へ、計画から半世紀
池袋と新宿、渋谷の3つの副都心をつなぐ明治通り。慢性的な交通渋滞が問題となっているJR新宿駅の東側で、バイパスをつくる工事が静かに進んでいる。当初の計画が決まったのは、今から約70年前のことだ。
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品川新駅で湧く近未来の“湾岸”鉄道網
2020年東京五輪の開催前後で、品川・田町エリアは大きく変わる。2015年3月に上野東京ライン(東北縦貫線、上野-東京間)が開業し、改良中の東京総合車両センター田町センター(品川車両基地=旧田町車両センター)が本格稼動。その5年後の2020年、東京五輪に合せて新駅が暫定開業し、さらにその7年後の20…
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品川新駅の衝撃、13haの巨大複合都市を創出
JR東日本内部で「品川新駅」と呼ばれ検討が進められていた計画がついに明らかになった。同社は6月3日、山手線の品川―田町駅間に新駅をつくることを正式発表した。2020年に開催する東京五輪に合わせて開業する予定だ。
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6月に着工、渋谷駅の46階建て超高層
東京大改造:渋谷
渋谷駅周辺の再開発事業において、地上46階建ての超高層複合ビルの建設工事が6月に始まる。事業者である東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄が明らかにした。
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広がる池袋東口、エコミューゼに続き新ホールも
超高層ビルのサンシャイン60に向かう人でごった返す東京・池袋駅の東口で、人の流れを南北に広げる街づくりが進行中だ。南は超高層マンションに区庁舎を組み込んだ「としまエコミューゼタウン」が建設中、北も現区庁舎周辺を文化にぎわい施設として一体整備する。南北を結ぶ区道を広げて回遊性も高める。民間事業者による…
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渋谷に「春の小川」は復活するか
東京大改造:渋谷
東京・渋谷駅周辺の再開発に伴って今春、渋谷駅東口駅前広場の地下を北から南に流れる渋谷川の暗渠が半世紀ぶりに地上に姿を現した。かつて渋谷川に流れ込んでいた支川は、唱歌「春の小川」のモデルともいわれる。再開発によって、現在はほとんど水がなく干上がった渋谷川に清流を復活させ、川沿いに新たな水辺空間を創出す…
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JR渋谷駅が大移動、17日夜から準備工事
JR東日本は4月14日、JR渋谷駅改良工事の準備工事を4月17日夜に始めると発表した。外回りと内回りで2つに分かれている山手線のホームを1つにまとめたうえ、南側に300mほど離れた埼京線のホームを山手線のホームの横に移設して、乗り換えの利便性を高める。
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渋谷は地下もスゴくなる、クルマも自転車も
東京大改造:渋谷
大規模な再開発が進む渋谷駅周辺で、地下に駐車場や駐輪場を整備する計画が動き出した。国道246号の南側には、JR渋谷駅の南口を設置する計画があり、新たな交通結節点となる。これに合わせて狭い駅前の地下を有効に使い、利便性の向上や交通渋滞の解消などを目指す。6月頃の都市計画決定・告示を目指す。
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横浜駅大改造を縮小、線路上空には建てない
JR東日本が横浜駅大改造の一環で建て替える西口の駅ビル計画の変更案は、当初計画していた線路上空棟を取りやめるなど、建物の延べ面積を約35%縮小。駅前棟はオフィスフロアを減らして高さを約135mに抑える。3月4日の定例社長会見で明らかにした。
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街との共栄目指すJR高架下施設が開業
1月27日、JR中央線東小金井駅(東京都小金井市)付近の高架下に、商業施設「nonowa(ののわ)東小金井」が開業した。施設の延べ面積は4600m2、うち店舗面積は2400m2で、飲食や雑貨店など21のテナントが入居する。周辺の商店街と協議を重ね、地域への回遊を促す仕掛けを盛り込んだのが特徴だ。
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どうなる横浜駅大改造、西口はJRに一本化
横浜駅大改造の一環で西口駅ビルを超高層複合ビルに建て替える計画に関し、事業主体をJR東日本に一本化することが決まった。計画を見直し、今春に都市計画変更提案を出す予定だ。2月下旬には計画地に、期間限定でルミネがオープンする。
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西武新宿線でも連続立体化が始まった
他線に比べて遅れている西武新宿線の連続立体交差事業が動き始めた。東京都はこのほど東村山駅を中心とした区間の事業に着手すると発表。今年4月には同線初となる中野区の中井─野方駅間の事業着手を発表し、10月に施工者が決まった。それぞれの事業区間を歩いてみた。