
東京大改造
目次
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東北縦貫線は「上野東京ライン」、14年度末開業
JR東日本は12月9日、現在は東北方面から上野駅止まりの列車を東京駅に乗り入れ可能にする東北縦貫線の愛称を「上野東京ライン」に、開業時期を「2014年度末」に決めたと発表した。
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田町の車両基地移設が完了、山手線新駅いよいよ
JR東日本は11月23日未明から24日午前10時20分ごろまで、約34時間かけて品川駅付近で線路切り替え工事を実施。これにより品川─田町駅間にある車両基地を廃止し、その東側に新設した車両基地の使用を開始した。旧車両基地跡地の再開発が動き出しそうだ。
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東京駅丸の内駅舎が映える、眼前の換気塔を切除
昨年10月に復元した東京駅丸の内駅舎を駅前広場越しに見ると、両側にそびえる換気塔が目障りだ。JR東日本はこのほど、景観に配慮して、換気塔の高さを現在の約13mから約4mに切り下げる工事に着手した。
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リニア駅周辺で始動する大規模プロジェクト
東海旅客鉄道(JR東海)が2027年の完成を目指すリニア中央新幹線について、詳細な駅の位置やルートを明らかにした。既に、リニア駅の周辺では複数のプロジェクトが始動している。それらについて解説する。
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上野がゆるりと近代化、下町にも再開発の波
三菱地所とJ.フロントリテイリングが8月に松坂屋上野店南館を23階建ての複合ビルに建て替えると発表し、話題を呼んだ。周辺に超高層ビルがほとんどなく、新南館が完成すれば上野・御徒町(おかちまち)エリアの新たなランドマークになりそうだ。
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神田川に桟橋現る、御茶ノ水駅の改良工事が始動
JR東日本は9月3日、御茶ノ水駅をバリアフリー化する改良工事に着手すると発表した。線路の上空に人工地盤を築き、ホームまでエレベーターとエスカレーターでつなぐ。5年後の2018年度の工事完了を目指す。
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東京に地下鉄新線なるか 江東区が計画、30年で黒字
東京都江東区は、東京地下鉄有楽町線を延伸して同線の豊洲駅と半蔵門線の住吉駅とを結ぶ路線の整備計画案を検討。開業から30年以内に累積資金の収支を黒字に転換できると確認したことから、事業化に向けて2013年度中に国や東京都などと協議を進める。15年度に事業に着手し、25年度の開業を目指す考えだ。
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線路の間にカフェ、旧万世橋駅が商業施設に
明治時代につくられた赤れんがの鉄道高架橋下を、商業施設として再生する──。東京都内のJR中央線、神田駅と御茶ノ水駅の間にある鉄道遺構を活用するプロジェクトの建設が、大詰めを迎えている。
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開発進む東京駅八重洲口、大屋根が完成間近
東京駅の八重洲側で、駅施設の整備や街区の再開発が進んでいる。
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渋谷再開発の残る1地区、古谷誠章氏が参画
渋谷駅周辺の4つの再開発計画で唯一、都市計画決定に至っていない駅南西部の桜丘口地区では現在、建築家の古谷誠章氏が「デザインアドバイザー」の立場で基本計画の策定に関わっている。日経アーキテクチュアが7月2日に実施したセミナー「キーパーソンが読み解く建築の未来」で講演した建築家の内藤廣氏が明らかにした。
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マークイズみなとみらいがグランドオープン
三菱地所が横浜・みなとみらい21地区に建設した商業施設「MARK IS みなとみらい(マークイズみなとみらい)」が6月21日にグランドオープンする。地下4階、地上6階で店舗面積は約4万3000m2。県内初出店42店、商業施設初出店7店を含む全189店舗を集積する。
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渋谷再開発に隈氏やSANAAなど著名建築家
渋谷駅周辺の3つの再開発事業に複数の著名建築家が参画する。デザインアーキテクトとして隈研吾建築都市設計事務所、SANAA、シーラカンスアンドアソシエイツ(CAt)、手塚建築研究所を起用することなどを盛り込んだ事業計画が6月17日付で都市計画決定し、詳細が明らかになった。
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富士山も見える!ニコタマに日本庭園登場
“ニコタマ”の愛称で呼ばれる東京・世田谷の二子玉川地区では、東急電鉄・二子玉川駅の東側で大規模な再開発が進行中だ。再開発地区の南東では、区が6haに及ぶ二子玉川公園を整備している。4月14日、公園の一部が開園した。見どころは、区立公園としては初となる本格的な日本庭園だ。富士山を望む富士見台も設けた。…
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御茶ノ水大改造(2)、空地活用に学生も知恵
4月12日に「御茶ノ水ソラシティ」と「ワテラス」の2つの複合プロジェクトが開業したJR御茶ノ水駅(東京都千代田区)近辺。両施設の足元に整備された空間などの使いこなしを目指す、地域の取り組みがスタートした。
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御茶ノ水大改造、ソラシティとワテラスがオープン
東京・御茶ノ水近辺で進められていた2つの大規模複合施設が4月12日、同時に開業を迎えた。旧・日立本社ビルを建て替えた「御茶ノ水ソラシティ」と旧・千代田区立淡路小学校跡地を中心に整備を進めた「ワテラス」だ。対照的な2つのビッグプロジェクトによって、街に新たな人の流れが生じている。
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小田急3駅も地下化、未明の切り替えに密着
1週間前の東急東横線渋谷駅に続いて、小田急小田原線の下北沢、世田谷代田、東北沢の3駅を含めた約2.2kmの区間が3月23日始発から地下に移った。その日の未明、それまで地上に向かっていたレールを地下に向けて付け替える工事に密着した。
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東横線渋谷駅、未明の大引っ越し4時間
3月16日午前1時すぎ、地上2階の東急東横線渋谷駅は、最後の列車を迎えた。このとき手前の代官山駅付近では、レールを地下に切り替える作業が一気に始まる。午前5時すぎ、地下5階の新ホームから始発列車を送り出した。
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さよなら東横線渋谷駅…大改造計画が始動!
2013年3月15日、東京急行電鉄東横線の地上にある渋谷駅が多くの人であふれていた。東京都渋谷区内を通る東横線の渋谷─代官山間の地下化に伴い、渋谷駅も地下深くへと移動。地上の駅は15日をもって、その役目を終えるからだ。旧・渋谷駅は解体され、超高層ビルが新たに建設される予定。渋谷大改造計画が動き出す。
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たまプラ駅にデイサービス、住み替えを後押し
東京急行電鉄は3月1日、東急田園都市線たまプラーザ駅(横浜市青葉区)の南西側に隣接して、複合施設「たまプラーザ テラス リンクプラザ」(以下、リンクプラザ)を開業した。デイサービス施設や保育園、クリニックなどテナントの半分以上を地域貢献施設が占め、同社が取り組む住み替え推進事業の一端を担う。
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「小杉コアタウン」4月誕生、東急武蔵小杉駅と直結
東急線の武蔵小杉駅(川崎市中原区)東西で再開発を進める東京急行電鉄と再開発組合は、再開発エリアの商業施設全体の名称を「KOSUGI CORE TOWN(小杉コアタウン)」に決定した。2013年4月2日に第1弾として西街区再開発ビルと東急武蔵小杉駅ビルがグランドオープンする。