
東京大改造
目次
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ニコタマ2期、シネコンやホテルの計画概要が決定
東京急行電鉄と東急不動産は、両社が参画する再開発組合が進めている「二子玉川ライズ」の第2期事業に関して、事業コンセプトと、商業施設とホテルの計画概要を発表した。シネマコンプレックスも、宴会場を備えた総合型ホテルも、東京都世田谷区内で初めて。
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渋谷駅ビル含む3エリアの都市計画を都知事に提案
東京急行電鉄グループと東日本旅客鉄道、東京地下鉄は1月23日、渋谷駅周辺の3エリアの再開発事業に関し、都市再生特別措置法に基づく都市再生特別地区の都市計画提案を東京都知事に提出した。今後、都市計画案の公告縦覧、東京都の都市計画審議会を経て、6月に都市計画決定が公示される予定。「駅街区」「南街区」「道…
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大空間コンコースに駅ナカ、西武・所沢駅の改修
改修が進む西武鉄道所沢駅で11月27日、駅ナカ商業施設「エミオ所沢」が全面開業した。新設した橋上駅舎のコンコースも完成し、西口と東口が中央自由通路でつながった。橋上駅舎で特徴的なのは、鉄骨造の大屋根で覆った大空間のコンコース。天井高は最大で約10m。4本の枝がある特殊な柱6本が屋根を支えている。柱の…
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復元した東京駅を広場からぐるり見渡すと…
復元が終わり今年10月に全面開業した東京駅丸の内駅舎。歴史を感じさせる駅舎をひと目見ようと連日、大勢の人が詰め掛けている。
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変わるニコタマ、2期工事が進行中
遊園地・二子玉川園や多摩川の川遊びの行楽客でにぎわった二子玉川駅周辺は、11.2haに及ぶ再開発によって大きく様変わりしている。その第1弾は、2011年3月に完成した商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」や分譲マンション「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」だ。ショッピングセンターは、開業…
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浅草「EKIMISE」、 駅+商業をレトロで再生
11月21日、東武鉄道浅草駅直結の商業施設「EKIMISE(エキミセ)」が開業した。浅草駅ビルの内装を一新し、新たに52店舗が加わった。同ビルは今年5月、外観を1931年の建設当時の姿に復元。今回の4~7階のリニューアルで、全館の営業を再開した。
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新市場だけにあらず、豊洲の開発はふ頭の先へ
駅から変わる街 豊洲(2)
開発の進む東京・豊洲地区には、広大な更地が残っている。豊洲駅の南西に位置する埠頭部分だ。築地市場の移転先である新市場のほかにも大規模な計画がある。豊洲の再開発について解説するシリーズ後編の今回は、豊洲ふ頭の歴史から未来の姿までを解説する。
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華やかな復元支えた地下大工事、東京駅丸の内駅舎
首都・東京のセントラルステーション、東京駅。赤レンガの丸の内駅舎がこの10月1日、2007年に始まった保存・復元工事を終え、リニューアルオープンを迎えた。戦災で失われた3階部分やドーム状の屋根など、大正時代の開業当時を再現した外観が一般の耳目を集めるところだが、地下ではその実現を支える重要な工事が進…
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柏駅東西で再開発、東口は高層マンションと立体駐車場
千葉県柏市の柏駅の東口と西口で再開発計画が進んでいる。東口では8月14日、大京を幹事企業とする「柏駅東口D街区第1地区市街地再開発組合」が設立した。約0.8haの土地に高層マンションと立体駐車場を建設する予定だ。総事業費は約154億円。2012年内に権利変換を行い、2013年9月の着工、2015年1…
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ららぽーとも改修、豊洲の止まらない再開発
駅から変わる街 豊洲(1)
再開発が進む東京・豊洲地区では、建設ラッシュがなお進行中だ。街の急激な変化に対応するため、商業施設「ららぽーと豊洲」は開業後わずか6年で大規模改修に踏み切った。地区の南西では2014年をめどに、豊洲新市場の整備が進む。連動して、広大な埠頭の空き地で建設計画が始動。豊洲地区の再開発について、2回に分け…
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動画で仮想見学、東京駅丸の内駅舎
10月1日、改修を終えた東京駅丸の内駅舎が全面開業を迎える。足掛け6年にわたる難工事を経て、1914年(大正3年)の創建当時の姿への復元を果たした。日経アーキテクチュアでは2012年9月25日号に掲載した「フォトルポ 東京駅丸の内駅舎」を皮切りに、変貌する東京駅と事業に関わった人たちの取り組みなどを…
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東京・赤坂で溜池山王駅直結の再開発
東京都は、赤坂一丁目地区市街地再開発組合の設立を8月8日付で認可した。再開発組合には、事務局並びに参加組合員として、地権者の一員である興和不動産が参画している。
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お堀の水を浄化、大手町駅直結の超高層ビル
三菱地所は、千代田区大手町1丁目の「りそな・マルハビル」と「三菱東京UFJ銀行大手町ビル」の建て替え工事に着手した。三菱地所が進めている「丸の内再構築」の「第2ステージ 第4弾プロジェクト」との位置づけで、2棟を一体的な計画の下で建て替える。計画提案を受け、東京都は都市再生特別特区に認定した。
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駅の東西に超高層マンションを建設中、武蔵小杉
東急東横線の武蔵小杉駅(川崎市中原区)の東側で約4500m2の駅前広場や商業施設、住宅棟の建設が始まった。住宅棟は地上38階・地下2階のマンション「パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー」で、三井不動産グループが建設中だ。建設中の新駅ビルを挟んだ西側でも超高層が立ち上がっている。
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渋谷駅「全部造り変え」で超高層に
駅から変わる街 渋谷(4)
街の発展とともに拡張を繰り返してきた渋谷駅。大ターミナルに育ったものの、「継ぎはぎ」感が否めない。乗り換えなどの経路が分かりにくく、熟知していないと迷ってしまう。バリアフリーの充実や耐震性の強化も求められている。こうした状況を改善するため、駅全体を造り変える。既に東京メトロ銀座線がホーム移設工事に入…
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渋谷ヒカリエの「アーバンコア」って何?
駅から変わる街 渋谷(3)
4月26日に開業を予定している渋谷ヒカリエには、地下と地上、駅や街との結節点「アーバンコア」が設けられる。地形の高低差が大きい渋谷で、人が縦方向に容易に移動できるようにするための仕掛けだ。ヒカリエのアーバンコアを通して、渋谷の街の将来像が見えてくる。
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新宿が北西に拡大、職住接近の波及ぶ
駅から変わる街 新宿(2)
東京の新宿副都心が北西に拡大している。2011年には35階建ての新宿フロントタワー、40階建ての住友不動産新宿グランドタワーが相次いで竣工した。場所は、西新宿超高層ビル街に近接する北新宿、西新宿八丁目のエリアだ。市街地再開発事業によって超高層オフィスビルに加えて高層マンションも次々に姿を現す。かつて…
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二子玉川を歩行者に優しく、再開発で歩道充実
駅から変わる街、二子玉川(最終回)
旧二子玉川園跡の高度利用を図るとともに、外周道路を整備した二子玉川東地区再開発。国道246号や環状8号へのアクセスを改善して再開発地区内で増加する交通量をスムーズに処理する。3回シリーズの最終回では、再開発で生まれ変わった外周道路に加え、駒沢通りや上野毛通りといった周辺地域で進む道路整備の現状をリポ…
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二子玉川、“リボン”の歩道で駅と川を結ぶ
駅から変わる街・二子玉川(2)
遊園地・二子玉川園から「二子玉川ライズ」へ、生まれ変わる二子玉川東地区。次の大きな節目は2015年だ。シネマコンプレックスやホテルなどが入るII-a街区が完成する。さらに、東隣で世田谷区が整備する二子玉川公園の完成も2015年春だ。二つのプロジェクトは連携しており、全長1kmに及ぶ開発エリアを歩行者…
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二子玉川が再開発で“郊外”から卒業
駅から変わる街・二子玉川(1)
東京・渋谷駅から急行電車で10分の距離は、郊外とは言わないだろう。世田谷区の西の玄関口に位置する二子玉川地区は、都心からさほど遠くない位置にありながら、遊園地・二子玉川園の跡地として、郊外のような暫定利用が長らく続いていた。この東地区を高度利用しようという市街地再開発事業の第1期が、2011年3月に…