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さらに魅力をアップできるか

 民間による開発も進んでいる。中池袋公園の西側では、民間の商業ビルが2棟、竣工を間近に控えている。1つは地上8階、地下4階の商業ビルで、2014年8月末に完成して秋に「WACCA」(ワッカ)として開業する予定。設計は久米設計、建設はナカノフドー建設。もう1つはWACCAの北側、明治通り沿いに建設中の地上13階、地下1階のビジネスホテルで、2014年6月末の完成予定だ。

中池袋公園から見たWACCAの建設現場(写真:赤坂 麻実)
中池袋公園から見たWACCAの建設現場(写真:赤坂 麻実)

明治通り側から見たビジネスホテルの建設現場。施設名は仮に「池袋プロジェクト-H」とされている(写真:赤坂 麻実)
明治通り側から見たビジネスホテルの建設現場。施設名は仮に「池袋プロジェクト-H」とされている(写真:赤坂 麻実)

中池袋公園の南東では、世界最大級のアニメショップとして、ビル1~9階を占めるアニメイト池袋本店が2012年に移転開業した(写真:赤坂 麻実)
中池袋公園の南東では、世界最大級のアニメショップとして、ビル1~9階を占めるアニメイト池袋本店が2012年に移転開業した(写真:赤坂 麻実)

 池袋は新宿や渋谷と並んで都心西側の副都心として成長を続けてきた。しかし、都市再生の観点からは、池袋は新宿や渋谷に比べて不利だ。新宿や渋谷は大胆な規制緩和や公的支援が受けられる都市再生緊急整備地域に定められており、民間主導の大規模な開発が目白押し。これに対して池袋は都市再生緊急整備地域に定められていない。

 一方、勇気付けられるニュースもある。リクルート住まいカンパニーが今年3月に発表した「2014年みんなが選んだ住みたい街ランキング関東版」では、池袋が昨年の13位から順位を上げ、吉祥寺、恵比寿に次ぐ3位となったのだ。店舗に個性がある点などが高評価に結び付いた。5月19日には、西武鉄道が池袋駅を全面リニューアルすると発表した。ホームドアも設置する。

 相次ぐ新規プロジェクトで、池袋はさらに魅力をアップできるか。区が先導する形で動き出した取り組みに注目が集まっている。