五輪に間に合わせる暫定駅も
JR東日本では概略の工程として、設計や手続きに3年、工事に7年、完成までに10年かかると想定している。アクセス新線は地下ルートであり、大がかりな工事になることが予想される。また、東山手ルートには大汐短絡線、西山手ルートには東品川短絡線の新設が必要になる。6年後に迫った2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に間に合わせるのは難しい。
そこで暫定開業の可能性を検討している。臨海部ルートは既存設備を活用できる。国内線ターミナル北側に暫定駅を設置し、空港ターミナルとバスなどで連絡することを検討する。この計画の実工期は4年と想定している。
<訂正>
2ページ目に掲載した東京貨物ターミナルの写真のキャプションを訂正しました。りんかい線の回送線の位置について、初出時に写真の左側と記述しましたが、正しくは右側です。(2014年8月20日13時31分)