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 ニコン・トリンブルは、トータルステーション「NST-305CV」を発売した。

 位相差測定方式のノンプリズム測距装置で、新設計の光学測距装置を採用。約300mの長距離測定を実現した。

 ノンプリズムモードの測距精度は、±(3+2ppm・D)mmで測距時間は約1.8秒。プリズムモードでは、±(2+2ppm・D)mm。時間は1.5秒。

 レーザーガイド機能で測定ポイントを目視できる。測距・測角併用で約8時間連続使用が可能。ほぼ1日分の作業をフル充電の内部バッテリーだけでカバーする。

 防じん・防水等級はIP56。突然の大雨のときでも、機器が壊れたりデータが消失したりする心配がない。価格は見積もり。


開発のねらい
作業の省力化と時間短縮を実現

ニコン・トリンブル
開発統括部 要素技術開発課 マネジャー
渋谷 仁

 NST-305CVは、ノンプリズム機に求められている「作業の省力化」や「時間短縮」のニーズに応えた。

 新開発の位相差測定方式の測距装置を採用することで、約300mの長距離測定を実現。従来機よりも測距可能な距離を約50%伸ばした。現場では、100 ~150m先のターゲットを測定することが多いようだ。300mの測距性能があれば、ターゲットが暗い場所にあったり、金属など反射が強いものであったりしても測定できる。

 プリズムモードは約3000mの長距離測定が可能だ。約5000mまで測ることができる機種も用意しているが、305CVをラインアップに加えることで、状況や目的によって機種を選べるようになった。

 レーザーガイドは本機で初めて搭載した。従来機では赤外線だったので、望遠鏡をのぞかないと測定ポイントが見えなかった。レーザーガイドはフェンス越しの目標物にも簡単に位置決めができるので、時間短縮になる。 (談)

(日経コンストラクション6月27日号「新製品・新サービス」より)