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 パナソニック電工は、快適な空間を演出しつつ省エネにもなる照明器具を相次いで市場に投入する。壁面を均一に照射する照明、天井と一体化したダウンライト、屋外空間を光で演出するフットスタンド――などだ。「SmartArchi(スマート・アーキ)」シリーズの追加製品として、2009年3月までに計8アイテム128品番(本体とオプションの合計数)を発売する。

 空間の“明るさ感”を評価する指標「Feu(フー)」を使って、設置場所に最適な照明器具を選択できる。Feuは、立命館大学の篠田博之教授が開発した「色モード境界輝度法」を基にして、パナソニック電工が独自に指標化したものだ。壁や天井などの反射も含めた空間全体の明るさを対象にする。器具の数やワット数を減らしつつ(省エネ)、より明るさ感がある空間をつくり出すことができる。従来は、照らされた床などの水平面の照度(ルクス)だけを基準にしていたので、手元だけが過度に明るく、デスク周辺部は明るさが足りない、といったミスマッチも見られた。

 Feuを用いた照明空間の比較。左は5灯の照明でFeu 9.5。右は4灯だが壁側に配置することでFeu 12.5となり空間全体が明るく感じられる(資料:パナソニック電工)
Feuを用いた照明空間の比較。左は5灯の照明でFeu 9.5。右は4灯だが壁側に配置することでFeu 12.5となり空間全体が明るく感じられる(資料:パナソニック電工)

 追加した計8アイテム128品番の内訳は、執務空間や会議室などを対象としたオフィス向け「ArchiOffice」が、3アイテム25品番、エントランスや通路などのパブリック向け「ArchiSpace」が3アイテム64品番、建築外構などの屋外向け「ArchiFront」が2アイテム39品番となっている。ArchiOfficeでは、壁面への直接光を抑えて照明器具の連結部を感じさせず、ランプを直接見せない設計の「LINE WALL WASHER」などを用意した。天井の埋め込み開口幅が130mm、器具の開口幅が125mmとなる。

連続した光で壁面を均一に照射する「LINE WALL WASHER」(写真:パナソニック電工)
連続した光で壁面を均一に照射する「LINE WALL WASHER」(写真:パナソニック電工)

 ArchiSpaceでは、天井などに埋め込む穴の直径が75、100、125mmの3種類の小型ダウンライト「CONPACT DOWN-LIGHT」をラインアップ。ランプの反射板は、移り込みがわずかで照明器具の存在感を抑えたタイプと、メタリック塗装にレリーフを施して輝度を高めたタイプから選択できる。

コンパクトで建築との一体化が図れる「CONPACT DOWN-LIGHT」(写真:パナソニック電工)
コンパクトで建築との一体化が図れる「CONPACT DOWN-LIGHT」(写真:パナソニック電工)

 ArchiFrontでは、輝度拡散のパーツや斜めにカットしたフードなどオプションの組み合わせによって、Feuに対応した明るさ感をコントロールできる「FOOT-STAND LIGHT」を用意した。灯具本体の大きさは直径140×高さ256mmだ。

「FOOT-STAND LIGHT」。A(左上)を基準にして、B(右上)は水平輝度が同じでFeuが高い、C(左下)は水平輝度とFeuともに低い、D(右下)は水平輝度が高くFeuが低い――状態。オプション(1万5750円~2万790円)によって設定できる(写真:パナソニック電工)
「FOOT-STAND LIGHT」。A(左上)を基準にして、B(右上)は水平輝度が同じでFeuが高い、C(左下)は水平輝度とFeuともに低い、D(右下)は水平輝度が高くFeuが低い――状態。オプション(1万5750円~2万790円)によって設定できる(写真:パナソニック電工)

 追加した製品の価格は、1万5645円~14万1750円。パナソニック電工では、SmartArchiシリーズ全体で2010年度に 50億円の売上を見込んでいる。

 同社はまた、LED照明事業の強化も図っていく。2009年春から約300品番を販売する計画だ。住宅向けでは、LED照明で最高の明るさと最小サイズを両立した住宅用LEDダウンライトなど約130品番。住宅以外では、店舗用LEDダウンライトや防災用LED誘導灯など約170品番をラインアップしていく。いずれもLED照明で最高の明るさや最小の消費電力を目指した製品だという。

 LED照明事業は、2010年度の売上目標を 150億円に設定。内訳は、国内器具100億円、海外デバイスで50億円を見込んでいる。

問い合わせ:パナソニック電工
電話:06-6908-1131