PR

●製品名:ぺヤプラス

 AGC(旭硝子)は、関係会社のAGCグラスプロダクツを通じて、「ぺヤプラス」を2月20日から発売する。既存のシングルガラス用サッシに組み込むことができるリフォーム向けの複層ガラスだ。

 複層ガラスをアタッチメントフレームで囲んで一体化した。施工方法は、既存サッシからシングルガラスを取り外し、あらかじめ採寸・製作したぺヤプラスに取り替えるだけだ。搬入から工事終了までの施工時間は、窓1カ所あたり30分~1時間で済む。


ぺヤプラスの特徴(資料:旭硝子)

 AGCグラスプロダクツでは、これまで「ホームペヤ」というリフォーム向けの複層ガラスを販売していた。ぺヤプラスとホームペヤの違いは断熱性能だ。断熱性を高めるアルゴンガスを2枚のガラスの間の空気層に封入。ホームペヤに比べて断熱性能を1.2~1.3倍に高めた。

 室外側のガラスは、遮熱効果が高いLow-Eガラスを採用した。室内側のガラスには、一般的なフロート板ガラスや型板ガラス、網入り板ガラス、防犯ガラスを組み合わせることができる。

 製品の呼び厚さは、11、12、14、16mm(戸建て住宅用)と、12、16mm(ビル・マンション用)をそろえた。11、12mmの薄型タイプは、網戸の干渉を受けにくい製品だ。ビル・マンション用はアルミを厚くして耐風圧強度を高めており、地上10~11階までの窓で使える。

 市販されている各メーカーの引き違い窓とFIX窓に対応する。既存のサッシと色を合わせるため、アタッチメントフレームは戸建て住宅用で8色、ビル・マンション用で4色をラインアップした。

 シングルガラス用サッシに組み込むことができる、リフォーム向けの断熱性能の高いガラスには、日本板硝子の「スペーシア」もある。ガラスとガラスの間に真空層を挟み込んだもので、そのうち厚さ6.2mmの製品はアタッチメントなしでシングルガラス用サッシに組み込むことができる。

 AGCグラスプロダクツでは、ぺヤプラスをスペーシアの競合製品として位置づけている。熱貫流率で比較すると、ぺヤプラス(SBU3-AR6-FL3)の2.1W/m2Kに対し、スペーシアSTII(透明6.2mmタイプ)は1.4W/m2Kと、スペーシアの方が1.5倍の断熱性能を持つ。半面、1m2当たりの材料価格でみると、ぺヤプラスの2万6460円に対し、スペーシアSTIIは4万425円と、1.5倍ほど高い。AGCグラスプロダクツ事業企画部長の小沢幸三氏は、「スペーシアには価格面で十分競合できる」と話している。

 ぺヤプラスは省エネ建材等級区分で★★★と★★★★を満たす。省エネ建材等級とは、JIS(日本工業規格)の熱貫流率に基づいて4区分に分け、「★マーク」の数で表示したもの。★の数が多いほど断熱性能が高くなる。省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)86条に基づき告示された表示(08年4月1日施行)で、窓、ガラス、サッシそれぞれの断熱性にかかる品質情報を一般消費者に提供している。


省エネ建材等級の概要(資料:日経アーキテクチュア)

問い合わせ:AGC板ガラスカンパニーカスタマーセンター
電話:0570-001-555