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 ティー・アイ・トレーディングは、常設墜落防止システム用安全器「ビゴ(垂直用)」「ゼノン(水平用)」を発売した。

 常設墜落防止システム用安全器。はしご昇降などの作業用に垂直用、屋根や壁まわり用に水平用を用意した。ドイツ製。

 作業場所に直径8mmのステンレスワイヤを構造物に常設。作業者は、安全器をスライド
させながら昇降や水平移動を行う。安全器と作業者のハーネスをつないで、作業者の墜落事故を防止する。万一墜落しても、衝撃を最小限に抑える。EN(欧州規格)とANSI(米国規格協会)が定める安全規格に適合。

 価格は、安全器一つ当たり垂直用が10万2900円、水平用が9万3450円。

効果的な利用法
安全対策システムを安価で簡単に設置

ティー・アイ・トレーディング代表取締役
立花 輝夫

 このシステムは、ドイツで開発設計と製造を行っており、欧米の厳しい安全規格を満たしている。設置が容易で現場の安全対策を強化できることから、国内での安全意識の高まりに応えるために輸入販売を開始した。

 安全器は、通常の移動の際には滑らかにワイヤ上をスライドする。ワイヤの長さが120mまでの場合、垂直用で最大8人まで同時に使用できる。水平用ではワイヤが直線120mまでの場合、最大4人まで。大型構造物での一斉作業が可能となる。

 また、水平用のシステムは、構造物の角部などでワイヤを直角に曲げて設置することも可能だ。つまり、角を経由した1本のワイヤの中間支持部を滞りなく通過することができる。

 垂直用では安全器に、水平用ではワイヤの接続部末端に、それぞれショックアブソーバーを装備している。万一の墜落発生時は人体にかかる衝撃を最小限にとどめ、さらに垂直用ではロック機能で落下を30cm程度に抑える。(談)

(日経コンストラクション8月27日号「新製品・新サービス」より)