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 山全は、集水井や深礎杭の掘削作業時に、バケットの横ぶれを防いで揚重作業を行うことができる「セーフティガイドレール」を開発した。
 ライナープレートにレールを取り付け、ベアリングでサポートしながらバケッ

トを昇降させる機材。クレーンで直接バケットを昇降させる従来の方法と違い、レールに沿って一定の位置で安定的に上下させることができる。土砂や資材などバケット内の物が落下する心配が少なく、安全性が向上する。

 ガイドレール内をベアリングで上下移動できる仕組みなので、スピーディーに作業できる。揚重作業にはクレーン車の運転免許が必要。

 価格は要見積もり(主に深さにより算出)。

開発の狙い
横揺れを防いで施工性向上

山全営業部取締役
牛尾 研太

 集水井や深礎杭などの掘削工事を行う際、従来は掘削土を入れたバケットをクレーンで直接昇降させていた。しかし、この方法ではバケットが横揺れして土砂がこぼれ落ちる危険性がある。バケットの移動中は集水井内部にいる作業員は避難する必要があり、その間は作業が中断し、時間的なロスも発生する。

 「セーフティガイドレール」は、ガイドレールをライナープレートに取り付け、ベアリングでサポートしながらバケットを昇降させる。バケットが横揺れせず、一定の位置で昇降するので、土砂の落下を心配することなくスムーズに土砂の搬出作業ができる。そのため、施工性の向上と工期の短縮が図れる。

 設置手順はまず、ライナープレートを集水井の掘削に合わせて1段ずつ組み立てる。そこにブラケットとガイドレールを取り付ける。最後にバケットに取り付けたベアリングをガイドレールにはめ込む。このベアリングがガイドレール内を上下移動する仕組みになっている。機材はリースで提供する方針だ。(談)

(日経コンストラクション6月25日号「新製品・新サービス」より)