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 オリカジャパンは、トンネルの発破に使用する電子雷管「eDev(イーデブ)II」を発売した。

 現場で秒時を自由に設定できる雷管。現場の地質や実際に発生した振動に応じて、現場で当初の設計を変更して最適化できる。

 秒時精度は0.01%で、導火管付き雷管の100倍。秒時を細かく設定することで発破の段数を増やすことが可能になり、発破による振動を抑えられる。余掘り低減にもつながる。

 高精度の秒時制御によって、発破後のずりを細かくでき、ずり搬出作業を効率化できる。発破の確実性が高まり、長孔発破での効果も高い。

 価格は1本当たり2362円(公表価格)。

便利な使い方
発破結果を次の発破の秒時に反映

オリカジャパン セールス・マーケティング部テクニカル・セールスマネージャー
森山 孔弘

 日本国内では、山岳トンネルの発破には主に電気雷管や導火管付き雷管が使われている。秒時の設定は工場で行い、現場では設計に応じて、指定された孔に指定された雷管をセットして使う。

 一方、「eDevII」では、現場で雷管をセットするときに、雷管に取り付けたバーコードをスキャンして個別に秒時を設定する。慣れるまでは多少、時間がかかるが、従来のように一つひとつの雷管を指定どおりにセットする手間は掛からない。削孔から発破までにかかる時間は、従来の雷管の2~3割増しだ。

 最大のメリットは、発破の結果に応じて、次の発破の際の秒時を変更できることだ。振動抑制に向けてその場で設計を変更できる。また、秒時の精度が高いので、発破の段数を増やすことができ、ずりを小割りにすることも可能になる。

 価格は導火管付き雷管の3倍程度と高いが、現場条件によっては、安全性を確保しつつトータルコストを下げることができると考えている。(談)

(日経コンストラクション9月10日「新製品・新サービス」より)