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前田道路は、特別な道具を使わず、手軽に製造と施工ができる段差修正材「スマートパッチ」を発売した。

特徴
■速硬型ポリマーセメント系の段差修正材。粉体が入った袋の中に樹脂を入れ、手でもんで混ぜ合わせる。続いて混合物を袋から路面に流し、コテで均一に仕上げる。

■1セットが4.8kg(2リットル)。少量なので材料の無駄がない。1セット当たりの施工量は、厚さ5mmの場合で約0.35m2。耐久性が高く、既設の舗装材との付着もよい。

■アスファルト色(黒)とセメント色(灰色)から選べる。道路のジョイント部やマンホール周りの段差修正、路面のリフレッシュなどに。

価格
1箱(4セット入り)が1万円程度

開発の背景
道路の段差を短時間で修正

前田道路 技術部副部長
守安 弘周

 これからの時代、道路は新設工事だけでなく、小規模な修繕によってライフサイクルコストを延ばす維持修繕工法が重要になる。

 そのためには、簡単に施工できる補修材料が必要だと考えて「スマートパッチ」を開発した。主に道路の段差を修正する材料だ。耐久性を向上させ、アスファルト舗装にもコンクリート舗装にも使用できるようにした。

 特殊な道具を使わずに短時間で施工できる点も大きな特徴だ。コテだけで仕上げられる粘性となるように、配合を工夫した。耐摩耗性は、従来品の約1.5倍に高めた。既設舗装との付着性が高く、車両の通行に十分に耐えられる。さらに、30分から1時間程度で硬化するので、交通規制の時間を短縮できる。

 道路のジョイント部や、橋梁の伸縮継ぎ手部、マンホール周りなどの段差の修正に適している。そのほかにも、荒れた路面の小規模な補修や、アスファルト混合物をすり付けた部分の飛散防止用として使える。(談)

(日経コンストラクション12月24日号「新製品・新サービス」より)