PR

クラボウは、コンクリートの微細な構造ひび割れを簡単に検知できるひび割れ検査ツール「KK クラックセンサ」を発売した。

特徴
■橋梁、トンネルをはじめとしたコンクリート構造物全般のひび割れ検査に使用できる。ひび割れが生じそうな箇所に貼るだけで、幅0.15~0.60mmのひび割れを検知可能。

■ひび割れが発生したり、拡大したりすると、灰色に見える表面が部分的に白色に変化する。目視で確認できるので、点検時に電子機器などの特別な機器が不要になる。離れた場所からでも確認できる。

■シート(標準サイズは幅20mm×長さ800mm)10枚と専用プライマー、接着剤などがセットになっている。

価格
1セット当たり3万1290円

開発の背景
低コストで10年間使用が可能

クラボウ 繊維事業部繊維素材部繊維資材課課長
高橋 武

 建設から50年以上を経過したコンクリート構造物が増加しており、修繕や維持管理に対するニーズが高まっている。

 しかし、ひび割れの点検には、専用の機器や足場の設置、熟練の作業員が必要だ。コスト面の負担は小さくない。そこで、もっと手軽に低コストで実施できる点検方法の開発を進めた。

 開発したセンサーの使用方法は、ひび割れの発生箇所やひび割れの発生が懸念される箇所に装着するだけだ。ひび割れが発生、拡大すれば表面が白色に変わる。デジタルカメラなどで撮影しておいて確認することも可能で、作業員の熟練度による点検結果のバラツキも生じにくい。

 ひび割れ幅が大きくなれば、白色の面積が広がり、色も濃くなる。履歴が確実に残るので、ひび割れの時間経過による変化も確認できる。橋梁点検での関心が高く、既に14橋で利用されている。

 シート状の製品なので、設置面の形状にかかわらず装着可能。初回は実演指導を行っているものの、施工も容易だ。装着後は約10年間使用できる。(談)
「日経コンストラクション9/9号 新製品」より