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パスコと朝日航洋は、「高速道路三次元アーカイブデータ」を発売した。国内の高速道路の三次元点群情報と全周囲画像を約9190kmにわたってデータ化している。

特徴
■提供するデータは、三次元の点群情報。GPS(全地球測位システム)やジャイロ、オドメトリで計測した「前方2方向の画像データ」と「三次元レーザー点群データ」、「全周囲画像情報」の3種類。

■精度は、相対精度が平面位置と高さでプラスマイナス5mm。絶対精度が平面位置10cm、高さ15cm。

■補修計画立案の基礎資料、施設や資産の把握・管理といった面での活用が考えられる。

価格
1km当たり2万9400円(全データの場合)

開発の背景
道路の維持管理に使える

パスコ 事業推進本部MMS推進部長
三徳 昭弘

 高度成長期などに集中的に投資された社会資本の老朽化が顕著になっており、コストを考慮した維持管理に注目が集まっている。そこで、朝日航洋と協力しながら、物流の基盤となる高速道路から空間情報のアーカイブ化に着手。アセットマネジメントに対する提案メニューの一つとすることを目指した。

 提供するデータは、「前方2方向の画像データ」と「三次元レーザー点群データ」、「全周囲画像情報 」の3種類。単なる写真データではなく、位置情報を持った空間情報なので、現地に行かなくても机上で道路の確認や計測が可能だ。三次元で位置を表すレーザー点群情報に、画像から抽出した色情報を付加すれば、仮想空間での表現精度も高められる。

 道路に関係する施設の三次元データを取り込むことで、路面下や構造物の裏側を含む道路全体を三次元空間として把握できる。加えて、補修計画の立案、日常の道路工事の調整、災害時における復旧検討など道路ストックの効率的な維持管理に使える。(談)

「日経コンストラクション12/9号 新製品」より