PR

技研製作所は、無公害型の油圧式杭圧入引き抜き機「サイレントパイラーF301」を発売した。

特徴
■最新の制御システムを導入したうえで、主要部品の信頼性向上と長寿命化を実現した。

■圧入杭材には、工費の削減と工期の短縮が可能で、海岸や河川の堤防などにおいて本設構造物としての利用が進んでいる「ハット形鋼矢板900」を使用。

■地盤条件や施工環境に合わせて「単独圧入」、「ウオータージェット併用圧入」、「硬質地盤圧入」の3種類の工法を選択できる。

■排出ガスの浄化や低騒音化のほか、生分解性作動油を使用するなど環境に配慮した。

価格
約2億1000万円

開発の背景
硬質地盤への圧入を可能に

技研製作所 製品開発部部門リーダー
池田 敏夫

 多様な現場条件に対応できるように、モジュール化した構成部品を付け替えられるようにした。アタッチメントの取り替えなどによって、一つの機種で3種類の圧入施工を可能とし、稼働率の向上を図った。

 オーガー掘削と圧入を一体で制御する独自の「芯抜き理論」に基づいて、ハット形鋼矢板900に対応する従来機では施工できなかった硬質地盤への圧入を可能にした。周辺地盤への影響を抑え、強固な支持力を持った杭を、少ない排土量で迅速に構築できる。

 各動作の負荷を適正に制御する新システムの導入によって、主要部品の長寿命化を実現した。摺動(しゅうどう)部などの消耗品についても、従来機と比べて調整や交換の周期を大幅に伸ばしている。

 世界中で稼働している圧入機の位置とメンテナンス・稼働の情報を自動的に専用のサーバーに蓄積する。これらの情報を分析することによって、技術サポートやメンテナンスの案内、故障時の迅速な対応などが可能になる。(談)

「日経コンストラクション12/23号 新製品」より