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長谷工コーポレーション(東京都港区、岩尾崇社長)と不二サッシ(川崎市、嵯峨明社長)が共同開発したリフォーム商品、サッシ交換用引き戸「リサッシ」が、東京都江東区の「東陽町スカイハイツ」(119戸)管理組合から全住戸一括で採用され、改修工事を完了した。全住戸一括でのリサッシ採用としては第一号。
断熱、防音、防犯、プライバシーの確保、高齢者対応として容易な開閉など、サッシの多様化・高機能化へのニーズは増加している。しかし、これまで一般的だった高機能化の方法は、サッシ枠の内側に新たなサッシ枠を被せる手法で、サッシの開口が狭くなる上、作業時間も1住戸当り1日程度を要し、新しい枠を取り付ける際に発生する騒音などの課題があった。

通常、マンションに用いられるサッシは様々な形状があるため、交換用の引き戸をそろえるためには生産機材に多額の初期投資が必要になる。このためメーカーは、商品化に踏み切れないのが現状。一方、長谷工は約43万戸のマンション施工実績があり1976年以降は規格化したサッシを大量に使用している。このため、不二サッシにとっても投資効果があるとの判断から商品化を実現した。



既存のサッシ枠をそのまま残し、ペアガラスとサブロックを標準仕様とするサッシ引き戸に交換する。オプションメニューとして、引き戸には開閉が楽なキックハンドル、ガラスは防犯合わせペアガラス、真空ペアガラスなどを用意し、居住者の要望に合わせて自由に組み合わせが可能だ。

開口面積への影響はなく、交換費用も従来工法に比べて2分の1から3分の2程度に抑えられる。

あらかじめ既存サッシの状況を確認した上、工場でガラスをはめ込んだ完成品を作成し納品する。そのため、交換に要する作業時間は一窓当たりわずか30分以内と従来工法と比較すると大幅に短縮でき、作業騒音もほとんど発生しない。

東陽町スカイハイツ管理組合では、管理会社である長谷工コミュニティの居住者向け冊子「素敵生活」に掲載されていた「リサッシ」の紹介記事から検討をはじめた。一住戸分だけ試験導入して施工前後で遮音性、断熱性がどう変化するかを測定したところ高い効果が確認されたので全住戸への一括導入を管理組合総会に上程、決定した。