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マンション事業に関するコンサルティング会社のトータルブレインは、千葉県のマンション市場分析「ザ・千葉市」を発表した。供給量は大幅アップしている一方、契約率が低調化して、販売在庫が増加する傾向にある。

千葉県は、2006年の前半、首都圏の他エリアが供給ボリュームを大きく減らす中、対前年比で28%増と、ボリュームを増加させて首都圏でのシェアを16.7%まで伸ばした。これは、対前年比で5ポイント以上のシェアの拡大。

しかし、契約率を見ると8月は69.6%と低調で、首都圏全体の77.3%を下回った。販売中在庫も増加傾向となっている。

千葉県をエリア別に見ると、都心よりである市川市、浦安市、船橋市、松戸市、柏市などはマンション用地が高騰し、既に新価格での供給も始まっているが、千葉市の新高値での供給はまだまだの状況だ。