一部のデータについては、12月中旬に、同社サイト「at home web」(http://www.athome.co.jp/)でも公開する。 概要は以下の通り。
駅距離などの主要な賃料形成要因について、統計的手法を用いて個別の成約事例の品質調整を行い、不動産の個別性による影響を軽減した賃料動向を把握できるものとしている。募集事例ではなく、成約事例に基づいたデータなので、賃貸マンション投資の企画・提案、収益予想等に幅広く活用できる。
提供データは、(1)タイプ別住宅賃料インデックス=東京都心部主要17エリアに所在する賃貸マンションを3タイプ(シングル・コンパクト・ファミリー)に分類、各タイプ別に成約賃料の四半期ごとの指数を提供。エリアごとの平均値、全エリアの平均値も提供。(2001年第4四半期=100とした指数およびグラフ。今回は2005年第4四半期まで)
(2)タイプ別モデル物件理論賃料=各タイプ別にモデル物件を設定、四半期ごとの1戸あたりの理論賃料およびグラフを提供。
(3)駅別賃料動向マップ(前年同期比増減ポイント)=各エリアを構成する85駅の賃料指数(最新データ)の前年同期比増減ポイントを、色分けして分かりやすく表示したマップで提供。
データは、アットホーム全国不動産情報ネットワークで成約した東京都心部主要17エリアの賃貸マンション(今回は2001年第4四半期~2005年第4四半期のデータを提供。2006年第1四半期以降のデータは2007年2月より順次提供予定)。