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マンションの共用部分は、柱や梁、床や壁などの「主要構造部」、配管類などの「設備(ライフライン)」、屋根やベランダの防水や外壁のタイルなどの「仕上げ材」、そして、サッシやドア、手摺りやベランダの避難器具などの「二次部材」で構成されている。


大規模修繕計画ではこのうち「主要構造部」の改修や「仕上げ材」の補修、「設備」の更新につい目が向きがちだが、建物を長持ちさせるうえで無視できないのが「二次部材」だ。

窓サッシや玄関ドア、ベランダ・共用廊下・階段の手摺り、外部の鉄骨階段、エキスパンションジョイントといった「二次部材」の多くは、アルミや鉄などの金属で作られており、吹きさらしの外部に接した場所にある。メンテナンスもせずに放置すればサビや腐食で劣化し、建物本体にも悪影響を与えかねない。

修繕計画のなかで軽視されがちだったこれらの「二次部材」に絞り込み、日常の手入れから改修までの手法をQ&A方式でわかりやすく解説した本が06年12月に発刊された。




タイトルは『マンション改装読本』。

B5版193ページで定価は3000円(税込み、送料別)。建築家の職能団体である日本建築家協会(JIA)メンテンス部会が自費出版した。

もともとは06年6月にJIAが行ったセミナーのテキストだったが、好評ですぐ品切れになったため、加筆補正してあらためて本の形にまとめ直したという。

専門家の集団が執筆しただけあって、劣化診断の方法から改修の工法、コストまで、ケーススタディを交えながら詳しく解説されているのが特徴。内容はマンション管理組合の建築担当理事や管理会社の担当者、マンション管理士向け。

一般書店では手に入らない。申し込み・問い合わせ先は、JIA日本建築家協会 関東甲信越支部(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-3-18 JIA館)、TEL 03-3408-8291 FAX03-3408-8294(担当:菊地)まで。