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読者から

設定を見直した火災実験を望む

 日経アーキテクチュア4月10日号のフォーカス 実験「木造3階建て校舎実大火災実験」を興味深く読んだ。特に、着火後、わずか2時間ほどで建物がすべて崩壊してしまったことには驚いた。

 今回の実験は、内部の書類や書籍などが可燃物になると想定し、それを井桁状に組んだ杉板に置き換えて行っていた。しかし、ややもすると、この設定が厳し過ぎたのではないだろうか。

 以前、火災現場の調査に入った経験がある。室内の家具がほぼ燃え尽きた部屋でも、書棚にあったであろう書籍は、周囲が焦げてはいたもののまだ読めるほどにしっかり残っていた。

 今後の実験においては、建物側の対策と共に、可燃物の設定を見直した方がより現実に近い結果が得られるのではないだろうか。木造3階建ての校舎の普及に向けて、今後の実験に期待している。

匿名希望
(東京都港区、総合建設会社勤務、54歳)