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準耐火なら木の柱を現しに

 ハートホーム宮野新館は耐火木造だが、準耐火木造なら燃えしろを取った大断面の柱や梁を現しにできる(写真3-5)。12年3月に開業した「サポートセンター川崎」(新潟県長岡市)は、地上2階建ての準耐火構造で、室内に構造材のスギ丸太を現しにした。

写真3-5 準耐火なら構造を現しにできる
準耐火建築の高齢者福祉施設であるサポートセンター川崎(新潟県長岡市)の内部。直径約33cmのスギ丸太を現しにしてデザイン上のアクセントにした(写真:増井 友和)
準耐火建築の高齢者福祉施設であるサポートセンター川崎(新潟県長岡市)の内部。直径約33cmのスギ丸太を現しにしてデザイン上のアクセントにした(写真:増井 友和)

 設計を担当した高田建築事務所(新潟県長岡市)の高田清太郎代表は、「構造の木材のうち、目に見えないところは燃えしろではなく、石こうボードで覆った。手に触れたり、デザイン的に目立ったりする柱だけ、燃えしろ分を確保したスギ丸太を現しで使った。コストのバランスを考え、必要な耐火性能を保ちながら木のぬくもりを内装に生かした」と説明する。サポートセンター川崎の総工費は、同規模のRC造の8割程度だという。