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関連書籍

負ける建築
「小さな建築」への序章

1995年以降2003年までに隈氏がさまざまな媒体でつづった建築評論を収録。20世紀末は阪神大震災、オウム真理教事件、米同時多発テロと、災害や事件が頻発した時期だった。強く君臨する建築の時代は終わった、もっと柔らかなものへ変わるときがきた─。「小さな建築」への序章といえる一冊。

隈研吾著/岩波書店/2004年3月/2520円

自然な建築
材料から考察する建築の未来

コンクリートの時代だった20世紀を振り返り、未来に向けた材料から見えてくる風景を考察する。水、木、石、竹、土、紙など風土に根ざした材料、はたまたプラスチック、隈氏が実際につくった建築や歴史的建造物と技術を取り上げ、自然と建築をつなぐ方法を探る。「小さな建築」に向かう材料編。

隈研吾著/岩波書店/2008年11月/756円

隈研吾 住宅らしさ
家族をテーマにしない住宅

「個人住宅を設計すること自体が、20世紀という時代に迎合すること」だと感じていた隈氏が、処女作「伊豆の風呂小屋」(1998年)から「Dune House」(2012年)までの住宅建築を、ほぼ時系列で追いながら語る。家族をテーマにせずに住宅を設計することで見えてきた、「住宅らしさ」の本質に迫る。

二川幸夫企画・編集/杉田義一インタビュー/エーディーエー・エディタ・トーキョー/2013年3月/2100円

対談集 つなぐ建築
現代の論客と語るこれからの都市

東日本大震災前後の隈氏の思考プロセスを、会話による言葉のやり取りで読む対談集。御厨貴、藤森照信、原武史、佐々木正人、蓑原敬、伊東豊雄、岡田利規の各氏と、グローバル経済に挫折して震災被害を受けた日本なればこそのこれからを語る。「小さな建築」の副読本として読んでも興味深い。

隈研吾著/岩波書店/2012年3月/1890円

建築家、走る。
その裏側にある自伝的建築論

隈研吾とはいかなる建築家であるか。都会的でスマート、常に王道をいくイメージと裏腹にひねくれ者の内面が編み出した建築家人生の闘い方を語る。高い知性と身体能力から生まれるスピード感で、文字通り世界を走り回る姿は意外なほどにアナログである。ジャーナリスト清野由美氏の聞き書き。

隈研吾著/新潮社/2013年2月/1470円

KENGO KUMA 2006-2012
世界で完成、進行中の建築80件

著作ではなく建築作品集。2006年以降に完成した建築から12年現在、世界で進行中のプロジェクトまでを掲載。2006年以前から構想していたものを含み、足かけ約10年の80件を収録。氏による序文のタイトルはまさに「小さな建築」。21世紀の建築は「小さくなければ生きていけない」。

隈研吾序文・解説/二川幸夫企画・編集/エーディーエー・エディタ・トーキョー/2012年11月 /6983円