竣工して間もない8階建てのマンションで、5階の住民が苦情を訴えた。真上にある6階の部屋から、人の歩く音や物を床に落とした音が聞こえて、落ち着かないという。マンションは鉄筋コンクリート造で、躯体のスラブの厚さは一般的な220mmを確保。さらに、床を防振ゴムの付いた支持脚で持ち上げた乾式二重床を採用して、遮音性を高めたはずだった。何が問題だったのだろうか。

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