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設計者に聞く
新たなつながりで売り上げ3割増

ASJのイベントに参加した藤田征樹建築設計事務所の藤田征樹代表(写真:日経アーキテクチュア)
ASJのイベントに参加した藤田征樹建築設計事務所の藤田征樹代表(写真:日経アーキテクチュア)

 6月1日~3日に開催されたASJのイベントには8組13人の設計者が参加した。そのうちの1人、藤田征樹建築設計事務所の藤田征樹代表は、ASJ登録建築家になって5年近くたつ。これまでにASJを通じて、10棟の住宅を設計し、売り上げを3割増やした。

 藤田代表は1991年から99年まで菊竹清訓建築設計事務所に在籍。官僚や財界人とのつながりなど菊竹氏の人脈にすごみを感じる一方、菊竹氏が年を重ねるにつれて、人脈が途切れていく様も目の当たりにした。設計者の存在を知ってもらう機会を、自分たちで設けることが重要だと痛感した。

 藤田代表はインターネット上で実施する住宅のコンペに参加したことがある。その際に、案だけで選ばれてしまうことに疑問を感じた。「一緒に住宅を建てるからには、建て主に会って設計者としての人となりを知ってもらうことも重要だ。住宅分野では人と人との生のつながりといったアナログの要素がずっと残る」と考えている。