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 千葉市美浜区に14年3月末に完成する「幕張ベイタウングリーナ」も、東日本大震災によって設計変更を余儀なくされた分譲マンションだ。4棟の住宅棟(18階建て1棟、14階建て3棟)と、共用棟、駐車場棟(3階・一部4階建て)から成り、総戸数は450戸と大規模だ。

 東日本大震災の際は、基本設計の最終段階だった。建設地の幕張エリアは埋め立て地なので、建物部分については震災前から液状化対策を盛り込んでいた。建物の基礎部分は、地下約17~34mにあるN値60以上の支持地盤まで、既製コンクリート杭を計217本打ち込む設計にしていた。

 東日本大震災時に、同マンション建設地を含む幕張ベイタウンエリアでは液状化の被害がほとんどなかったという。しかし、周辺地域を調べると、集合住宅などで敷地と道路の境の部分や外構で被害が発生していた。設計を担当した三菱地所設計住環境設計部の長良繭子参与は「建物だけでなく追加で液状化対策が必要だと感じた」と話す。