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外壁やテラスまで自由に設計

 オンデザインパートナーズ(横浜市)が設計した「東五反田*桜テラス」(以下、桜テラス)の50分の1模型には思わず目が引き込まれる。「ここではこういう暮らしができる、と具体的なイメージが伝わるようにしたかった」と代表の西田司氏は話す。

 桜テラスは、アーキネット(東京都渋谷区)がプロデュースする10層のコーポラティブハウスだ。2015年5月の竣工に向け、現在は既存建物の解体工事が進む。

 JR五反田駅から徒歩4分にある敷地は緑道に接し、目の前に大きな桜の木が伸びる。魅力的な立地の一方で、敷地面積は177m2と狭い。普通に設計すれば、小さな住戸を積み上げただけのペンシルビルになってしまう恐れもあった。

 そんな敷地で、集合住宅としての魅力をいかに高めるか。「通常のコーポラティブハウスは、決まった骨格の範囲で内部を自由に設定する。ここでは外部も自由に計画できるようにし、人が集まることで生まれる魅力を生み出したい」と西田氏は考えた。

 メゾネット2戸を含む計8戸を10層積み上げ、各住戸はテラスや外壁も自由に設計できるようにした。各階で異なる外観の建物は、各戸に設けたテラスがつながり、緑道と溶け合うコーポラティブガーデンとなる。