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契約前の面接で見極めよう

 とはいえ建設会社も人手不足で、所長クラスの人材が足りていない。最近の建設需要の増加に、現場を取り仕切る役職者が追い付いていないのが現実だ。このような状況では、事前に所長の能力を確認することが重要になってくる。

 我々がコンストラクションマネジャーとして発注を進める場合、発注段階で担当予定の所長の実績を提出させたり、面接を実施して人柄を見極めたりする。プロポーザルの評価項目として、所長候補者の資質評価を加える場合もある。

 対面時にプロジェクトの理解度や、固有の課題に対してどのような考えを持つかを確かめることで、書類上の情報では分からなかった部分も見えてくるはずだ。例えば現場での品質管理能力は高そうだが、説明能力がやや劣る人物だった場合。承認が煩雑で説明資料を多く求める発注者とは相性が良くない。こうしたミスマッチを防ぐ意味でも、所長の人柄や能力をしっかり確認する機会を、契約前に持ちたい。