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「耐震」と「免震」の差が開く

 次に、一級建築士がどんな環境配慮型製品に関心を持っているかを尋ねた〔図5〕。LED照明、Low-E複層ガラス、太陽光発電システムの上位3製品の顔ぶれは前年と同じ。ただし、首位のLED照明が前年比で1.5ポイント減少したのに対して、2位のLow-E複層ガラスは3年連続で増加。トップのLED照明との差は0.8ポイントまで縮まった。

〔図5〕一級建築士が関心を持つ環境配慮型製品
一級建築士が関心を持つ環境配慮型製品が何かを尋ねたもの。LED照明、Low-E複層ガラス、太陽光発電システムの上位3製品は前年と同じ
一級建築士が関心を持つ環境配慮型製品が何かを尋ねたもの。LED照明、Low-E複層ガラス、太陽光発電システムの上位3製品は前年と同じ

 建て主から問い合わせを受けたことがある環境配慮型製品でも、LED照明がトップだった〔図6〕。また、前年からの伸びが最も大きかったのは、樹脂製断熱内窓で42.1%から46.1%と4.0ポイント増えている。

〔図6〕建て主から問い合わせを受けた環境配慮型製品
建て主から問い合わせを受けたことがある環境配慮型製品を尋ねた。樹脂製断熱内窓は、前年比4.0ポイント増の46.1%。伸び幅は最大だった
建て主から問い合わせを受けたことがある環境配慮型製品を尋ねた。樹脂製断熱内窓は、前年比4.0ポイント増の46.1%。伸び幅は最大だった

 一級建築士が採用を提案した環境配慮型製品でも、樹脂製サッシ関連の伸びが大きかった〔図7〕。前年からの伸びが最大だったのは樹脂製断熱内窓で4.6ポイント増。樹脂製サッシは3.8ポイント増で、2番目の伸び幅を記録した。

〔図7〕一級建築士が採用を提案した環境配慮型製品
一級建築士が建て主に提案したことのある環境型製品を尋ねた。樹脂製断熱内窓は、前年比4.6%増の45.2%。伸び幅は最大だった
一級建築士が建て主に提案したことのある環境型製品を尋ねた。樹脂製断熱内窓は、前年比4.6%増の45.2%。伸び幅は最大だった

 環境配慮型製品の採用に踏み切れない理由として「コストがネックになった」と答えた割合も調べた〔図8〕。前年に続きトップは太陽光発電システムだった。ちなみに、前年からの減少幅が最も大きかったのは有機EL照明で、前年の64.1%から58.5%へと5.6ポイント減少した。

〔図8〕コストがネックで導入できない環境配慮型製品
コストがネックで導入できないと一級建築士が答えた環境配慮型製品の割合。太陽光発電システムが71.4%で最も多かった
コストがネックで導入できないと一級建築士が答えた環境配慮型製品の割合。太陽光発電システムが71.4%で最も多かった