3月13日、建築界に衝撃が走った。東洋ゴム工業が免震部材の製品出荷時の検査データを改ざん。大臣認定の取得でも不正を働いていたことが発覚した。被害物件は、庁舎や病院、マンションなど多数に上る。社会の批判はデータを偽装した東洋ゴム工業はもちろん、偽装を見抜けなかった関係者にも向けられている。崩れた免震の安全神話。そこに過信はなかったのか。社会の信頼を取り戻すためには、建築界を挙げて抜本的な対策に取り組む必要がある。

この記事は有料会員限定です
「日経アーキテクチュア」定期購読者もログインしてお読みいただけます。
日経クロステックからのお薦め
「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。
日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。