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【店舗賃料/銀座】賃料は前年同期比30%減、回復しないブランド出店意欲

2009/12/04

●銀座エリアの募集賃料と公募件数
  08Q3 08Q4 09Q1 09Q2 09Q3 前年同月比 前期比
募集賃料
(円/坪)
1F 75,553 72,616 63,262 59,580 53,277 71% 89%
1F以外 33,090 30,200 28,799 27,833 26,832 81% 96%
平均 39,032 36,494 33,043 32,451 29,876 77% 92%
公募件数 492 584 641 660 530 108% 80%
スタイルアクトが提供するReRemによる集計。2009年11月の集計値

 2008年下期以降続いているラグジュアリー(高級)ブランドの出店意欲は依然として回復せず、並木通りでは外資系ブランド「ヴァレンチ」の撤退もみられた。松坂屋銀座店からグッチが転出した後に、ファーエバー21を誘致する方針が報道されるなど、低価格ブランド、いわゆる「ファストファッション」の出店が銀座でもみられ、2009年12月には、アバクロンビー&フィッチも銀座6丁目の中央通り沿いで開業を予定している。

 2009年第3四半期の募集賃料は、1階部分で5万3277円の水準にある。1階の賃料水準は低下傾向にあり、前期(2009第2四半期)に比べ約11%マイナス、前年同期比では30%程度のマイナスとなっている。1階以外のフロア賃料も減少傾向にあり、全体平均でも前年同期比で23%のマイナスとなっている。

 日本を代表するブランドストリートである中央通り沿いや晴海通り沿いなどは、水面下でテナント募集が進められることが多く、テナント入れ替えなども多くないため賃料水準の変化はマーケットを正確に反映していない可能性がある。しかし、少なくとも裏手立地や2番手以降の立地のある店舗ビルでは、賃料下落が続いており、市場回復の兆しは見られない。

ビーエーシー・アーバンプロジェクト

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