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【調査】不動産会社の経営破綻の記事が上位を占める、2008年のアクセス数ベスト50

2009/01/20

 2008年に本誌がウェブサイトに掲載した約1300本のニュース記事や連載企画などを対象に、アクセス数(読者が記事を呼び出した回数)を集計したところ、リプラスが破産したことを伝えた記事が1位になった。2008年は不動産投資市場を取り巻く環境が一変し、資金調達難から経営が破綻する不動産会社が相次いだ。アクセス数のベスト50も、企業の経営破綻に関する記事が上位を占めた。ベスト50は下の表の通りだ。アクセス数の集計期間は2008年1月1日~2009年1月5日とした。

 経営破綻に関してはリプラスのほか、都市デザインシステム(2位)、レイコフグループ(3位)、ダイナシティ(6位)、ノエル(7位)、アーバンコーポレイション(8位)などが50位以内に入っている。26位にランクインしたニューシティ・レジデンス投資法人の民事再生申請のニュースは、国内上場REIT(不動産投資信託)で初の経営破綻として業界関係者に与えた衝撃も大きい。不動産そのものに投資するREITが破綻するのは、世界で初めてとも言われている。

 REIT破綻という異常事態を受け、みずほ信託銀行運用ユニット投資業務部総合運用室の小川剛宏参事役に対するインタビュー記事を3日間にわたってウェブサイトに掲載した。機関投資家の立場からREIT破綻の背景と市場の問題点を解説した内容に、読者からの高い関心が寄せられた。12月に配信したにもかかわらず、連載第1回が年間ランキングの19位にランクインしている。

 不動産売買に関するニュースでは、10月に配信したアトリウムが秋葉原駅前の商業施設を個人投資家に売却した記事が4位に入った。このほか、ドイツ証券のファンドなどによる六本木ヴェルファーレ跡地の取得(21位)、森ビルの臨海副都心の開発用地取得(31位)、アーバンコーポレイションによる表参道沿いの店舗ビル売却(34位)、スルガコーポレーションによる紀尾井町TBRビルの跡地売却(36位)などの記事がよく読まれた。

●2008年のウェブアクセスランキング
(集計期間2008/1/1~2009/1/5)
順位 アクセス数 記事タイトル(発信月日)
1 29110 リプラスが破産、負債総額325億7000万円 (09.24)
2 26736 都市デザインシステムが民事再生へ、負債総額203億円 (08.29)
3 23048 レイコフグループが民事再生手続きを申請、負債総額426億円で上場廃止 (03.21)
4 22939 秋葉原駅前の築浅商業ビルを個人投資家に売却、アトリウム (10.23)
5 22869 東京23区で122棟、延べ床665万m2の大規模オフィスビル計画が進行 (05.19)
6 21705 ダイナシティが負債520億円で民事再生、転売事業が重荷に (10.31)
7 20486 ノエルが破産、負債総額414億円 (10.31)
8 18783 アーバンコーポレイションが民事再生へ、負債総額2558億円 (08.14)
9 18261 セボンが民事再生へ、負債総額621億円 (08.26)
10 17804 連載 不動産実務と金融商品取引法:第1回 投資市場のプレーヤーへの影響 (04.30)
11 17762 連載 図表で見る不動産市場への海外資金流入と今後のシナリオ:第1回 厚みを増す海外資金 (04.21)
12 17738 赤坂Bizタワーが竣工、賃貸オフィスフロアはほぼ満室 (02.01)
13 17676 大阪でオフィスビル開発相次ぐ、90万m2以上の賃貸床供給 (04.18)
14 16394 連載 アジア不動産潮流:第1回 日本を拠点に中国で資産規模拡大、セキュアード・キャピタル (03.21)
15 15672 モリモトが負債1615億円で民事再生、12月25日に上場廃止 (11.28)
16 15340 負債309億円を抱えて民事再生を申請、ランドコム (09.29)
17 15146 物件を買うREITと売るREIT、攻守の差が鮮明に (11.20)
18 15047 ゼファーが民事再生へ、負債総額949億円 (07.18)
19 14424 連載 機関投資家がみたREIT破綻:第1回 なぜニューシティ・レジデンスは民事再生を選んだのか (12.08)
20 14392 グローバンスが民事再生手続きを申請、負債総額74億5000万円 (05.26)
21 14313 六本木のヴェルファーレ跡地に店舗開発、ドイツ銀行のファンドなど (01.11)
22 14084 国内デベロッパーやファンドによる海外不動産投資が相次ぐ (05.26)
23 13517 リプラスの滞納家賃保証サービスで送金遅延が発生 (09.02)
24 12797 銀行が担保権行使して社長の保有株を売却、アーバンコーポレイション (07.08)
25 12617 横浜エリアでオフィス建設続く、野村不動産が2万5000m2のビル計画 (05.21)
26 12513 上場REIT初の破綻、ニューシティ・レジデンスが民事再生を申請 (10.09)
27 12227 「急カーブの賃料上昇に一服感」、市場関係者が都心オフィス市況を予測 (01.21)
28 11614 テナントへの説明義務違反認める、大阪・フェスティバルゲート (06.20)
29 11224 レイコフ、破産手続きへ移行 (06.11)
30 10958 創建ホームズが民事再生へ、負債総額338億円 (08.27)
31 10950 臨海副都心青海P区画の事業者が決定、森ビルが延べ床約12万m2の複合施設建設 (07.04)
32 10903 清水建設が2011年に本社移転、京橋2丁目で計画中の超高層ビルに (07.03)
33 10791 銀行が社長の保有株を売却、クリード (10.17)
34 10772 表参道沿いの第21SYビルを売却、アーバンコーポレイション (07.18)
35 10703 相次ぐREITの格下げ、4銘柄が投機的水準に (12.17)
36 10376 紀尾井町TBRビルの跡地を売却、スルガコーポレーション (01.08)
37 10337 ハザマビル跡地で三井不動産の青山OM-SQUAREが完成 (07.28)
38 10295 「不動産ファンダメンタルズの悪化は前回バブルほど大きくない」、ニッセイ基礎研 (12.12)
39 10282 パシフィックホールディングスが財務改善に向けて、大和証券グループ本社をスポンサー候補に (07.11)
40 10141 リプラスへの土地売却を中止、日本色材工業 (09.16)
41 10115 南青山3丁目の土地2500m2の入札が不成立に、都市再生機構 (05.16)
42 10086 秋葉原駅周辺でオフィス、ホテルの開発が活発に (03.25)
43 9999 不動産市況の悪化はあと1年~2年続く、ニッセイ基礎研のアンケート (11.11)
44 9902 森ビルが六本木通り沿いで複合ビル建設に着手、オフィス床約1万m2 (12.09)
45 9881 リプラス破産の影響拡大、各REITに家賃回収不能のおそれ (09.30)
46 9839 スルガコーポレーションが手続きを申請、負債総額は620億円 (06.24)
47 9762 ディスコビルとして名をはせた六本木スクエアビル、アトリウムが取得し解体へ (03.07)
48 9728 豪REITのルビコンがデフォルトの危機、物件売却で負債償却へ (04.08)
49 9714 銀座3丁目の大型オフィスビルを取得、東京海上不動産投資顧問 (07.23)
50 9302 表参道の裏手で手付かずの開発用地が急増 (06.24)

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