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【戦略】VISIXがサービスオフィスに特別料金、ベンチャー支援の一環で

2009/04/15

赤坂VISIX
赤坂VISIX
平河町VISIX
平河町VISIX

 VISIX(ヴィジックス、本社:港区)は2009年4月、同社が運営しているサービスオフィスをベンチャー企業向けに特別料金で貸し出すことを決めた。物件は港区赤坂2丁目にある赤坂VISIXと千代田区平河町1丁目にある平河町VISIX。創業から日が浅く財務面で弱さの残るベンチャー企業を、オフィス環境の面から支援するねらいだ。

 支援の対象は、新たな事業展開をめざす個人・法人や、創業から3年以内の事業者、新規分野に進出する既存企業など。ただし、大企業またはその役員から80%以上の出資を受けている場合は除く。賃料は通常料金よりも3割近く安い、1坪あたり月額3万円に設定した。同社のサービスオフィスは1区画10坪程度なので、1区画を借りた場合は月額およそ30万円となる。これは入居希望者へのヒアリングで最も要望の多かった価格だという。

 区画の間仕切りを外すことで賃借面積を広げることも可能だ。ただし特別料金での入居は、1事業者につき最大2区画まで。契約形態は1年間の定期借家契約とし、2年目以降も入居を希望する場合には、新たに賃貸借契約を結んで通常の賃料で借りることになる。継続して借りるかどうかは、入居から9カ月経った時点でテナントが判断する。

 赤坂VISIXでは全20区画のうち9区画を、平河町VISIXでは全36区画のうち18区画を特別料金の対象としている。VISIXは、不動産会社で開発に携わっていたスタッフや、サービスオフィスの運営に精通したスタッフが集まり、2008年12月に設立した新しい会社。同社の藤本憲太郎執行役員は「当社はベンチャー企業だが、同じ立場としてベンチャー企業を支援することで、日本経済の活性化にも貢献していきたい」と話している。

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