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【レポート】REIT資産が2四半期連続で増加し7.7兆円に、東急不動産調べ

2010/05/24

 2010年3月時点のREIT(不動産投資信託)の運用資産規模は3カ月前よりも1159億円増加し、取得金額ベースで7兆6884億円になったことが、東急不動産の調べで明らかになった。同社が運営しているREIT情報データベースシステム、TOREIT(トゥーリート)を用いて分析したもので、規模拡大は2四半期連続となる。

 2010年第1四半期(1月~3月)に、REITは34物件を総額1451億円で取得した。一方で、32物件を総額1230億円で売却したが、このうち22物件はインヴィンシブル投資法人による売却だ。同投資法人は2月に東京グロースリート投資法人とエルシーピー投資法人が合併して誕生し、その際に発生した「負ののれん」と呼ばれる利益を活用して、評価額が落ちている運用資産の処分を進めている。

 第1四半期にREITが取得した物件の鑑定キャップレートは5.3%と、前四半期に取得した物件の5.7%よりも低い水準となった。東京都心部におけるオフィスビルの取得が多かったことが要因だと、東急不動産では分析している。逆に既存の運用資産においては、NOI利回りが5.9%と前四半期よりも0.1ポイント上昇した。

 東急不動産はTOREITを使い、REITに関するデータおよび分析手段を外部に提供しているほか、月ごと、四半期ごとに分析レポートをまとめて公表している。今回のレポートも同社のウェブサイトで見ることができる。

日経不動産マーケット情報

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