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【環境】飯野海運本社オフィスに日本初のLEED「プラチナ」認証

2011/11/18

LEEDプラチナ認証を取得した飯野海運のオフィス(写真:飯野海運)
LEEDプラチナ認証を取得した飯野海運のオフィス(写真:飯野海運)

 千代田区内幸町の飯野ビルディング内にある飯野海運の本社オフィスが、米国の建物環境性能評価制度であるLEED(リード)で、最高ランクのプラチナ認証を取得した。日本の建物に対するLEEDプラチナ認証は、これが初めてだ。

 飯野海運のオフィスは、内装を対象とするコマーシャルインテリア部門で認証を得た。LED照明の採用や、湿度と温度を効率よく制御できるデシカント空調の導入など、オフィスは高い環境性能を備えている。建物は「呼吸する外皮」と呼ばれる2重構造のガラス(ダブルスキン)で囲まれており、断熱性能や自然換気性能を有する。100年間使うことを想定している。こうしたビル自体の性能の高さも評価されてプラチナ認証となった。

 飯野ビルは、建て替え事業の1期工事を終えて今年10月に開業した。地上27階地下5階建て、延べ床面積約10万4000m2、オフィスの基準階床面積は2355m2。オフィスは計21フロアで、27階に飯野海運が入居している。内装は、竹中工務店とゲンスラー アンド アソシエイツ インターナショナルが設計、竹中工務店が施工した。飯野ビルは日本政策投資銀行のグリーンビルディング認証制度でも、最高位のプラチナの認証を取得している。

 LEEDは米国グリーンビルディング協会が開発・運用している。格付けはプラチナ、ゴールド、シルバー、標準の4段階で、サステナブル(持続可能)な建物を高く評価する。協会のウェブサイトによると、日本におけるLEED認証実績はこれで13件となった。

<飯野海運本社オフィスの概要>
専用部面積:2355m2(712坪)
設計:竹中工務店、ゲンスラー アンド アソシエイツ インターナショナル
施工:竹中工務店
LEEDコンサルタント:
 ゲンスラー アンド アソシエイツ インターナショナル
 オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン

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編集:日経不動産マーケット情報/ケンプラッツ
2011年7月21日発行

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