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【開発】室町東地区開発計画2-3街区が着工、三井不動産ほか

2011/11/30

室町東地区開発2-3街区(仮称)の完成予想図(資料:三井不動産)
室町東地区開発2-3街区(仮称)の完成予想図(資料:三井不動産)
室町東地区開発2-3街区(仮称)の建設地
室町東地区開発2-3街区(仮称)の建設地

 三井不動産などが進めている日本橋室町東地区開発計画2-3街区(仮称)が、2011年11月に着工した。オフィス、シネマコンプレックス、賃貸住宅、店舗からなる複合施設を建設する。地上22階地下4階建て、延べ床面積約6万3000m2の規模になる。2014年1月に完成し、3月に商業施設がオープンする予定だ。

 2-3街区は日本橋室町東地区開発の五つの街区のうちの一つ。2010年10月にオープンした室町東三井ビルディング「COREDO(コレド)室町」に次ぐ第2期の開発となる。計画地はCOREDO室町の隣接地で、中央通りから一本東に入った一画だ。かつて古河ビルディングや、にんべん日本橋本店、三井ビルディング六号館などが立っていた土地で、事業主として三井不動産のほかに古河機械金属、にんべん、日物、細井化学工業などが名を連ねている。

 ビルは地下1階~地上2階が店舗スペース、2階~6階がシネマコンプレックスとなる。日本橋地域で初となるシネマコンプレックスは9スクリーン、約1800席を計画している。7階~17階はオフィスフロア、18階~21階は1LDK~3LDKを約50戸そろえる賃貸住宅フロアとなる。完成時には地下歩道を介して地下鉄三越前駅に直結し、COREDO室町の2階とは連絡ブリッジで接続する。

 建物は制振構造を採用した。昇降機は耐震基準最上級ランクのS09クラスを導入する。非常用発電機は72時間対応で、テナント企業のBCP(事業継続計画)をサポートする。環境負荷低減のための取り組みとして、低層部屋上の緑化を実施し、街区内に熱源設備と受変電設備を集約する。オフィス専有部にLED照明を採用するなどして、CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)のAランクを取得する予定だ。


開発名:室町東地区開発2-3街区(仮称)
所在地:中央区日本橋室町2-3(住居表示)
最寄り駅:地下鉄三越前駅徒歩3分(完成後駅直結)
面積:土地約3723m2、総延べ床約6万3000m2、オフィス賃貸床約1万9600m2、住宅賃貸床約4700m2、シネマコンプレックス賃貸床約6200m2、商業施設賃貸床約2700m2
構造、階数(地上/地下):S・SRC・RC造、22/4
用途:事務所、シネマコンプレックス、共同住宅、店舗
戸数:約50
駐車台数:295
事業主:三井不動産、古河機械金属、にんべん、日物、細井化学工業ほか
統括設計者:日本設計
デザインアーキテクト:團紀彦建築設計事務所
施工者:清水建設
工期:2011年11月~2014年1月(予定)

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