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【戦略】中国・華南エリアの住宅分譲事業に参画、三井不動産レジデンシャル

2011/12/13

佛山嶺南天地の完成予想(資料:三井不動産レジデンシャル)
佛山嶺南天地の完成予想(資料:三井不動産レジデンシャル)
区画18の完成予想(資料:三井不動産レジデンシャル)
区画18の完成予想(資料:三井不動産レジデンシャル)

 三井不動産レジデンシャルは2011年12月、香港系不動産会社の瑞安(シュイオン)グループが中国・広東省佛山(フォーシャン)市で手がける大規模複合再開発事業の一部区画に参画することを明らかにした。同社は分譲マンションを建設する。日本のデベロッパーが中国・華南エリア(福建省、広西チワン族自治区、海南省、広東省)で住宅分譲事業に乗り出すのは、今回が初めて。2015年3月の完成を予定している。

 佛山市は広東省の中央南部に位置する。三井不動産レジデンシャルが参画するのは、佛山市中心部にある約65万m2の敷地に商業施設や住宅、ホテル、オフィスなど総延べ床面積約155万m2の施設を開発する「佛山嶺南天地(フォーシャンリンナンテンチ)」だ。同プロジェクトには、開発区域内にある国家級文化財の「祖廟」(11世紀ごろに建築された道教廟)や「東華里」(19世紀中期の歴史的住宅建築街)を含む22の文化財建築物を保存・再生する目的もある。

 再開発事業のなかで三井不動産レジデンシャルが参画する「区画18」では、地上42階建てなど3棟の高層マンションを中心に、商業施設、幼稚園、クラブハウス、テニスコート、屋外プールなどを建設する。総戸数は約880戸。分譲マンションについては、佛山市内を中心に広東省や香港など広範囲の実需層をターゲットとする。2011年12月に着工し、2014年ごろに販売を開始する。

 三井不動産グループにとって今回の事業は、上海の「好世皇馬苑」、「天津エコシティ」、「大連ソフトウエアパーク2期」に次ぐ中国における4番目の住宅開発プロジェクトとなる。今年8月には、中国華南エリアでの事業機会獲得に向けて広州市で現地法人の営業を開始した。今後も中国の主要都市において、住宅分譲事業や商業施設事業、複合開発などを積極的に進める考えだ。


〔開発全体の概要〕
開発名:佛山嶺南天地(フォーシャンリンナンテンチ)
所在地:中華人民共和国広東省佛山市禅城区
最寄り駅:地下鉄祖廟駅、普君北路駅直結
面積:土地約65万m2、建物約155万m2
用途:住宅、オフィス、商業施設、ホテルほか
完成:2020年ごろ(全体完成)

〔区画18プロジェクト概要〕
面積:土地 約2万4600m2、延べ床計10万8000m2
住宅戸数:約880戸
用途:住宅、商業施設、幼稚園ほか
工期:2011年12月~2015年春(販売は 2014年春~)

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