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地域コミュニティーの交流の場に

礼拝堂のメーンエントランスからバージンロードを見る(写真:武藤 聖一)
礼拝堂のメーンエントランスからバージンロードを見る(写真:武藤 聖一)
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 スヴェラ・チャペルの内装は、ほとんどが同国産のスプルース材を活用。メーンエントランスを入るとホールがあり、バージンロードを挟んで合計160席の椅子が並んでいる。頂部のトップライトから、外光がふんだんに注ぐ。室内照明の効果を含めて、壁面や天井を覆うスプルース材特有の黄色味を帯びた淡い白色が、礼拝堂の内部全体に暖かさと厳粛さを醸し出している。

礼拝堂頂部のトップライトから降り注ぐ外光(写真:武藤 聖一)
礼拝堂頂部のトップライトから降り注ぐ外光(写真:武藤 聖一)
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 メーンエントランスからホールを経て、左奥にカフェテラスがある。このカフェテラスは、教会会員だけでなく一般の人も利用できる。建物は敷地に平面でU字形に配置され、このほか、図書室やグループワークのスペース、子ども向けのスペースなどが内部に備わっている。

間仕切りのスライド式折り戸を開放すると、ホール空間をさらに拡げられる(写真:武藤 聖一)
間仕切りのスライド式折り戸を開放すると、ホール空間をさらに拡げられる(写真:武藤 聖一)
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エントランス奥には、協会会員以外の一般の人も利用できるカフェテリアがある(写真:武藤 聖一)
エントランス奥には、協会会員以外の一般の人も利用できるカフェテリアがある(写真:武藤 聖一)
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 チャペルの設計(実施設計)を手掛けたのは、オーペアーのヘルシンキ事務所に所属するイーダ・ヘドバーグ氏。同事務所には日本人スタッフもいる。山口一紀氏は早稲田大学大学院で建築を専攻。修了後は中国での勤務体験を経て、3年前にオーペアーに入った。「リラックスしながらも集中。不要な作業を省いて要点を見極める。この3年間で体験したそうした働き方が、建築空間の“品質”にしっかりと反映されることを実感している」。山口氏はこのように語った。

OOPEAA・ヘルシンキ事務所で設計中の模型を挟んで打ち合わせ中の山口一紀氏とイーダ・ヘドバーグ(Iida Hedberg)氏。ヘドバーグ氏がスヴェラ・チャペルの設計(実施設計)を担当した(写真:武藤 聖一)
OOPEAA・ヘルシンキ事務所で設計中の模型を挟んで打ち合わせ中の山口一紀氏とイーダ・ヘドバーグ(Iida Hedberg)氏。ヘドバーグ氏がスヴェラ・チャペルの設計(実施設計)を担当した(写真:武藤 聖一)
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