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流れる川のようなデザイン

駅舎の長手方向は長さ450mで、緩やかなカーブを描いて線路を跨ぐように横たわっている(写真:武藤 聖一)
駅舎の長手方向は長さ450mで、緩やかなカーブを描いて線路を跨ぐように横たわっている(写真:武藤 聖一)
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 駅はナポリ市内の中心部から、北に約12km離れた位置にある。昨年の開業時で高速列車が1日当たり18本発着。20年までには、アドリア海に面する都市バーリ(Bari)やイタリア南端付近のカラブリア(Calabria)地方とをつなぐ高速鉄道網のほか、ナポリ周辺の近郊路線網などを含めて、さらに拡充される予定だという。これらの鉄道ネットワークが整備されれば、ナポリ・アフラゴーラ駅はイタリア国内で南北の結節点として、重要なハブ機能を果たすはずだ。駅近くには国道のインターチェンジもあり、ビジネスパークの建設計画などもある。

高速道路沿いに建設された専用駐車場から階段を昇って駅舎へ(写真:武藤 聖一)
高速道路沿いに建設された専用駐車場から階段を昇って駅舎へ(写真:武藤 聖一)
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責舎の壁面上部は人工大理石パネルで覆われている(写真:武藤 聖一)
責舎の壁面上部は人工大理石パネルで覆われている(写真:武藤 聖一)
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 駅舎は長手方向の総延長が450m、最大幅は40mで4階建て。上から見た平面形状は「S」の字を引き延ばしたような長いカーブを描き、それが8線分のプラットフォームに覆い被さるように横たわっている。ザハ・ハディド特有のフォルムが印象的で、まるで蛇行して流れる大河のようなデザインだ。最終的に工事が完成すると、延べ面積3万m2の駅舎になる。

取材時点では、駅舎北側で外壁の残工事がまだ続いていた(写真:武藤 聖一)
取材時点では、駅舎北側で外壁の残工事がまだ続いていた(写真:武藤 聖一)
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