大林組が建築構想を示す「宇宙エレベーター」は、地上と宇宙を10万㎞のケーブルでつなぐ人類最大のタワーだ。エレベーターと呼ぶことから、人や物資を運搬する機能を想像しがちだが、速度を加えた宇宙船をハンマー投げのように放出することで、遠い惑星に旅立つ発射ゲートの役割も果たす。

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