古谷誠章氏の建築に通底しているのは、最初からすべてを決めてしまわずに、予想外のことをむしろ利点に変えてしまおうという発想だ。穂積信夫研究室で実務経験に恵まれた古谷氏は、そうした自分自身の考えを、どこで育んでいったのだろうか。コンペ案や最初の住宅作品に、その原点があった。(全3回のうちの第2回)

この記事は有料会員限定です
日経クロステックからのお薦め
「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。
日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。