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「日本の建築は世界一」

 安藤氏は、「日本の建築は世界一」と言い切る。ただし、建築家のレベルを言っているのではない。

安藤氏(写真:稲垣 純也)
安藤氏(写真:稲垣 純也)
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 「これは現場監督や大工さん、左官屋さんといった、現場で働く人が素晴らしいからです。彼らをもっと大事にしないといけないのに、企業は利益ばかり優先する。現場の人たちを尊敬していないのではないか。これでは今後も高いレベルが保てるか分からない。相手を尊敬する気持ちがなくなったら建築はできません。それは、どの仕事も一緒だと思います。建築だけではない」

 「安藤哲学」をふんだんにちりばめつつ、原点ともいえる「冨島邸」を詳細に語った今回のギャラリートーク。予定の30分を15分オーバーしたところで、安藤氏の熱い語りは、聴衆の大満足の表情とともに幕が下ろされた。

安藤氏は書籍「<a href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/4822258726/" target="_blank">安藤忠雄の奇跡 50の建築×50の証言</a>」についても、「50の証言が面白い」とコメント(写真:稲垣 純也)
安藤氏は書籍「安藤忠雄の奇跡 50の建築×50の証言」についても、「50の証言が面白い」とコメント(写真:稲垣 純也)
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 なお、このギャラリートークの1週間前の11月17日には、BRUTUS(マガジンハウス)・西田善太編集長と日経アーキテクチュア・宮沢洋編集長による講演会「安藤番編集者、大いに語る! BRUTUS×日経アーキテクチュア」が開催された。安藤氏は登壇しない“スピンオフ”企画だが、こちらはこちらで盛り上がったことをご報告しておく。

BRUTUSの企画「約束建築」から生まれた「4×4の住宅」について説明する西田善太編集長(左)。右は日経アーキテクチュアの宮沢編集長(写真:日経アーキテクチュア)
BRUTUSの企画「約束建築」から生まれた「4×4の住宅」について説明する西田善太編集長(左)。右は日経アーキテクチュアの宮沢編集長(写真:日経アーキテクチュア)
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講演会は国立新美術館3階の講堂で90分行った(写真:日経アーキテクチュア)
講演会は国立新美術館3階の講堂で90分行った(写真:日経アーキテクチュア)
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