
霞が関コモンゲート・中央合同庁舎第7号館
中央官庁初のPFIによる超高層、旧文科省を一部保存
1932年竣工の文部科学省庁舎、35年竣工の会計検査院庁舎の建て替えに端を発し、都市再生機構が施行者となる第一種市街地再開発事業として、街区全体の整備計画が提案された。敷地全体に分散していた中低層の建物を2棟の高層タワーにまとめるという計画だ。建設などにかかる事業費は、庁舎部分はPFI事業者が調達する民間資金によって、民間部分は市街地再開発事業によって工面する。官民の共同ビルの建設は、中央官庁の庁舎では初のプロジェクトとなった。