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オフグリッドを実現するための前提は、高い外皮性能の確保だ。ただし外壁の外張り断熱を厚くしようとすると、断熱材の施工性に問題が生じる。佐藤欣裕氏は、はしご状断熱下地の採用によって、この課題を解決した。

強度試験で変形量を確認 窓まわりの熱橋防止も

 はしご状断熱下地は、佐藤氏がスイスで見覚えた方法を取り入れたものだ。2015年秋には、秋田県立大学と協力して厚さ300mmのはしご状断熱下地の強度実験を行い、下地材として十分な変形量に収まることを確認した。

 はしご状断熱下地を用いた外壁の一般的な断面構成は、左上図の通り。窓まわりでは、サッシ枠を覆う位置まで柱間の充填断熱材を仕込む納まりとし、熱橋が生じるのを防いでいる。

断熱施工図
断熱施工図
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(写真:もるくす建築社)
(写真:もるくす建築社)
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(写真:もるくす建築社)
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壁・窓断面詳細図
壁・窓断面詳細図
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