曲線を用いた大胆な建築で世界的に著名な英国の建築家ザハ・ハディド氏が3月31日、心臓発作のため米国フロリダ州で死去した。享年65歳。2012年の新国立競技場基本構想国際デザイン競技で、同氏の案が最優秀賞に選ばれ、日本でも広く知られることとなった。その後「ザハ案」は、費用やデザインが国民的な議論となり、15年7月に白紙撤回された。

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