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3 「ビルヂング」の理由

建て替え後の大名古屋ビルヂング。3月9日に全館開業した(写真:車田 保)
建て替え後の大名古屋ビルヂング。3月9日に全館開業した(写真:車田 保)
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 日経アーキテクチュア4月14日号Newsクローズアップで紹介した名古屋駅前開発のこぼれ話を、3回にわたりウェブに掲載した。第2回は、開業間もない大名古屋ビルヂングの詳細なリポートと、建て替え過程でのまめ知識集だ。例えば、「ビルヂング」という名称には、こんないきさつがあったという。

 「ヂ」の文字を使用するビル名は、もともと事業主である三菱地所の直営館であることを示すものだった。だが、東京の丸の内ビルディングが2002年に竣工した際に、三菱地所はビル名の表記を「ディ」に変更。本来であれば、ここでも建て替えを機に「大名古屋ビルディング」と名称が改められるはずだったが、名古屋の人たちから親しまれていることを考慮し、特例として「ヂ」のままビル名称を継承。新ビル壁面に掲げたサインも、旧ビルと同じ書体を使った。