大林組は、上向きに重りを配した「倒立振り子」を使うコンパクトな大地震対応TMD(チューンドマスダンパー)制振装置を開発した〔写真1〕。TMD制振装置は、地震発生時に建物頂部に設けた重りを建物と逆方向に動かして揺れを減らす。従来、装置の小型化が困難だった。新技術では、装置を設置する空間が狭い既存の超高層ビルに適用しやすくした。

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